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2018年1月18日木曜日

広島オーダーキッチンメーカー・こだわりキッチンリフォームご相談はDAIDAへ ~ 衛生陶器メーカー(トイレ、洗面器)の話

こんにちは。

広島のちいさなキッチンメーカー、だいだ産業です。



今回は衛生陶器(主にトイレメイン)の話です。


トイレについて長く語るのでトイレの取り換え等を検討中の人にはピッタリの内容ですよ!



昨日、わざわざ弊社に衛生陶器メーカーがいらっしゃいました。



弊社の仕事内容とはあまり合致しないのですが私が以前勤めていた会社(住設やエクステリアの商社、つまりキッチンやユニットバスやトイレやカーポート等々の販売)にいた時によくお世話になっていたのでわざわざ福岡から来てくださいました。



実際に色々なキッチンメーカーと直取引してきて各キッチンメーカーの金額と良い所と悪い所を十分に理解しているので弊社のオーダーキッチンは質、金額ともに自信を持っておススメ出来ます😄



今でも各キッチンメーカーの営業さんとは付き合いがあるので新商品の情報などを教えてくれたりします( ̄ー ̄)ニヤリ


話がそれましたがそのメーカーとは、、、





このタンクレストイレの写真でわかるでしょうか?


ちょっと詳しい人なら分かると思います。


見た目的にはTOTOのネオレストに似ていますがまず横の四角の点検口が違いますね。


そして温水洗浄便座(ウォシュレット)の横に袖付きリモコンが付いています。TOTOには付いていません。


しかしこの温水洗浄便座は某メーカーで見たことがあるような……



正解を言うとジャニス工業のスマートクリンⅢ、です。



知らない人も多いと思いますので説明しておきますと


日本の衛生陶器メーカーで三番目に存在する大企業です!!(上位のTOTOとLIXILでほぼ市場を独占してるので影が薄いのは否めませんが)



しかし凄い所は日本で衛生陶器メーカーは三社しかない、という所です。



TOTO、LIXIL、ジャニス工業しか日本で衛生陶器のトイレを作れるメーカーは存在しないということです。


最近話題のPanasonicのアラウーノは樹脂系(Panasonicは有機ガラスという名前にしています。)のトイレです。



日本で一番販売台数が多いボウルが陶器の洗面化粧台や建築現場でよく見る簡易型の屋外トイレ、アパートやホテルで多いトイレと浴槽と洗面器がセットになっているユニットバス等にもジャニス工業がOEMで供給しています。(勿論、TOTOやLIXILが供給している場合も有ります。)



その他にもTOTOやLIXILを除く住設メーカーの洗面化粧台の陶器製ボウルの供給やHT社やTS社のトイレもジャニス工業製ですね。



こんなに褒めるとジャニス工業の回し者の様に思われるかもしれませんが、やはり汚れの落ちやすさ、付きにくさは個人的な意見ですがTOTOの便器ですね。



TOTOの特許技術のセフィオンテクトで便器の鉢内が圧倒的な平滑性によりそもそも汚れが付きにくく、更に最近はダメ押しとばかりにきれい除菌水で先に鉢内を除菌水で濡らしておいて余計に汚れが付きにくくなっています。



超親水コーティングを施しているので汚れの下に水が入り込みそのまま汚れごと流し落としてくれます。



その他のプラスになる要素はTOTOの便器が一番重いということですね。
下位グレードピュアレストシリーズですらとても重いです。

その分密度が濃いということですね。


そのため運ぶのが大変でした😅
LIXILとジャニス工業の方が軽いので運ぶのはみやすかったですね。


一番軽いのはアラウーノですね、とても軽いです。



いつもトイレを運んでくる福山通運の担当の人は今度からずっとパナソニックのトイレだけを売ってくれと言っていました(笑)


汚れの付きにくさではTOTOが個人的に一番上だと思いますが、ジャニス工業にはブランドイメージが無い分安い、というメリットがあります。


私が特におすすめしたいのはタンクレストイレのスマートクリンⅢか下位グレードのバリュークリンⅡの2ラインナップですね。



スマートクリンⅢの良い所はデザインと陶器製タンクレストイレで一番安い、という所ですね。


デザインに関してはネオレストに似ているので問題ありませんし、価格に関しては定価¥203,000で更に値引き率も高いので他社メーカーと比べて一番安いと思います。


昔はLIXILにサティスEタイプというフルオート便器洗浄付きで定価が¥198,000の安いトイレがあったのですがデザインが悪くなったこともあり、数年前に廃盤となりました。


今はプレアスがその代わりになっていると思います。(タンクレスではありませんが)



余談ですが、私はかなりジャニス工業の製品を売っていたこともあり、中国九州地方で30着限定の激レアのジャニスジャンパーを持っています。



これが選ばれし者しか着ることが出来ない伝説のジャンパー





TOTOやLIXILのジャンパーを着ている人はたくさんいますがジャニジャンを着ている人はいなかったので他の同業者からは一目置かれていたと思います(笑)


その他にも陶器で作ったトイレのミニチュアを貰ったりもしました。


新築を年間10棟以上立てている取引先の標準仕様のトイレをスマートクリンⅢにしていたり、山口市湯田温泉周辺のアパートにバリュークリンを納めていたこともあり、この地方ではかなり売っていたと思います。


バリュークリンはタンク付きの組み合わせ便器で価格がかなり安いのでアパート等の物件に最適です。


最近バリュークリンⅡにグレードアップし全周フチなし仕様になっており更に良くなりました。


アパートのオーナーさんに進めたい一品ですね。


ジャニス工業の特徴は便器にフチが無い「フロントスリム」が有名だったのですが数年前にLIXILがアメージュZのフチレスを出したり最近TOTOも便器をフチなしにしたりしていますね。



タンクレストイレはどうしても金額がタンク付きトイレに比べると跳ね上がってしまいます。


ネオレストの一番安いDHタイプでも定価¥264,000、サティスのSタイプで¥279,000ですね。


タンクレストイレ以外にもGGやプレアスはタンクレスっぽいタンク付きトイレでそちらの方はお求めやすくなっています。


どうしてもタンクレスが良いけど金額的に厳しい人はスマートクリンⅢも選択肢に入れても良いと思います。



ここまで書きましたが私が自分の家に置きたいトイレはタンク付きで組合せ式トイレのピュアレストEXですね。


何故かというとタンク付きトイレの方が構造が単純なので故障しにくい、二階や三階等高い階層でも問題なく使える、災害時にもタンクに水さえ入っていれば使える、もし故障しても修理が見やすい(だいたい故障する箇所はボールタップやフロートゴム、パッキンが劣化してタンクから便器に水が垂れる)という利点が有り、地元の設備屋さんに言えば当日直してもらえることも出来ます。


タンクレストイレ等はメーカーの専門のメンテナンス部門でしか修理できないパターンが多いので日にちがかかったりコストが高くなったりします。



しかしタンクレストイレのスッキリとしたデザインも欲しいので


タンクレストイレと組合せ式のタンク付きトイレを2台家に設置するパターンが良いんじゃないかと思っています。


アメージュZの一体型のタンク付きモデルはタンクレストイレの様に修理が複雑になりやすいのでタンク付きトイレを買うときは組合せ式トイレが良いかなと個人的に思います。



長くなりましたがトイレの価格を抑えて規格品のキッチンから弊社のオーダーキッチンに変えるのが私は一番おススメしたいです😋






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