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2020年2月25日火曜日

広島でオーダーキッチン・こだわりキッチンリフォームならDAIDA ~ ガスコンロの豆知識.part2

こんにちは

広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。






前回のブログ ガスコンロの豆知識(SIセンサーコンロとはなんぞや?)


の続きになります。














前回のブログでSIセンサーの
大まかな説明をしましたが
今回は深く掘り下げていきます。






SIセンサーコンロの機能のおさらいですが


・国の安全基準

・業界の安全基準

・メーカー独自の安全機能や便利機能

の3つがあります。




今回は

・国の安全基準

・業界の安全基準

この2つを掘り下げていきましょう(*^-^*)🌞





1つ目の国の安全基準には

2つの安全機能が付いています。


・調理油加熱防止装置

・立消え安全装置


この2つを付けるように
義務付けられています。



「調理油過熱防止装置」とは、
日本工業規格(JIS) S2091「家庭用燃焼機器用語」にて
「こんろで調理する天ぷら油などの
加熱による火災を防止する安全装置」と定義され、
調理油が自然発火する約370℃に達する前に
センサーが働き自動的に
ガスを止める装置(250~300℃で止める。)
(経済産業省の資料から抜粋)


つまり揚げ物などをする時に使う
天ぷら油を加熱しすぎて発火する前に
センサーが自動的に働いて
ガスを止めてくれる(火を消す)
安全装置という事ですね。





「立消え安全装置」とは
煮こぼれや風などで、万一火が消えても
自動でガスを止める機能です。
(リンナイ Q&Aより抜粋)




つまり何らかの原因で火が消えた時に
自動でガスを止めてガスが充満するのを
防いでくれる安全装置ですね。




両方とも絶対に有って欲しい
機能です(*^▽^*)






では次に

業界の安全基準(リンナイ)

上記の国の安全基準+下記の機能


・コンロ消し忘れ消化機能

・グリル消し忘れ消化機能

・高温自動温度調節機能





業界の安全基準(ハーマン)

上記の国の安全基準+下記の機能



・消し忘れ消化機能(コンロ、グリル共)

・早切れ防止機能





言葉は違いますが両社とも
同じ安全装置が付いています。





リンナイは消し忘れ消化機能を
コンロ、グリルを分けて明記してるので
分かりましたが


ハーマンは消し忘れ消化機能だけの
明記だったのでコンロはともかく
グリルもついているのか確認しました。



“業界”の安全基準と書くのなら
言葉も統一しておいて欲しいですねぇ(*´з`)





消し忘れ消化機能とは


一定時間が経過すると
コンロ・グリルが自動でガスを止めて
消化する機能。




高温自動温度調節機能(早切れ防止機能)とは


温度が約250°になっても消化せずに
自動で火力を調節する機能。




これらの機能が標準で付いている
安全装置と考えてよいと思います。




後はメーカー独自の安全機能や便利機能が
付いてくるようになります。





メーカー独自と言っても
ガスコンロに欲しい機能や
あればもっとうれしい安全機能として

考える事は両社同じなので
似たような、あるいは同じ追加機能に
なってきます。





次回のブログで
メーカーのSIセンサーコンロの基準の
事を書きます。




今回相談ルームに来られたお客様は
はたしてガスコンロのどの安全機能を
求められていたのでしょうか。



続きは、次回。










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