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2021年4月26日月曜日

広島でオーダーキッチンならDAIDAへ ~ トイレは“重さ”で選ぶ ~タンクレストイレ編~ ③

こんにちは



広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。



前々回のブログ☟


前回のブログ☟


の続きになります。






※私の個人的主観がだいぶ入っていますので
 あくまで参考程度にお願いします。



今回はLIXIL
タンクレストイレの便器部分の重量を見ていきましょう。


参考までにTOTOのネオレスト(AH、DH、RH)の
便器の重さは約36.3kgになりますので
これを基準にしていきましょう。

条件として便器は
排水芯200㎜の新設用タイプを基準にします。
(排水アジャスターなど余計な物が無いので)



ではまずはLIXILの最上級タンクレストイレ

サティスG を見ていきましょう






サティスのGはレジオのG
元気のGは始まりのG Gのレコンギスタ(*´з`)♪


便器品番は YBC-G30S です。


便器寸法は 縦×横×高さ で
390×700×385H となり

ネオレストが378×682×380Hなので
ネオレストより大きいです。

ネオレストNXはサイズが規格外なので除外して
考えますと一般家庭に付けるタンクレストイレの中で
一番大きいトイレになります。

肝心の便器の重量は約36.0kg と


NXを除く通常タイプのネオレストに迫る重さとなり
LIXILのフラッグシップモデルの便器にふさわしいと言えるでしょう。

サイズはネオレストの方が小さいのにも関わらず
重量はネオレストの方が約300g重いので
ネオレストの方が密度が高いとも言えます。


ですがシャワートイレを入れた1式の重量は約45kg と
ネオレストの約41.9~約43.2kg(NXは除く)よりも重たいという
逆転現象が起こっています。


面白いですねぇ~(*^_^*)



次はLIXILのタンクレストイレの顔ともいえる

サティスS タイプです。





LIXILでサティスと言えばサティスSタイプの事を刺していると思います。

どうしてもサティスGはレジオの面影が...
(レジオが無くなりレジオの形を引き継いだサティスGが発売されました。)


便器品番は YBC-S30S です。


肝心の便器の重量は約24kg と
これまで紹介したネオレストとサティスGの36kg級と比べると
かなり軽いです。

約12kgも違います。
サティスSタイプの便器の重さは比率にして
サティスGや通常ネオレストの約2/3になるわけです。


便器の寸法は
365×615×385Hと
ネオレストやサティスGと比べると
結構コンパクトになります。

寸法上はそこまで横幅が小さく見えませんが
下に行くにつれてかなり絞られていくので
(365→260になり100㎜以上小さくなる)
実物は寸法以上にコンパクトに見えます。
(これも軽さの理由に一役買っていますね。)

デザイン的にも斜めにカットしたような形で
シャープで攻めている形状です。



サイズが小さいにしてもかなり軽いのには訳が有ります。

サティスSタイプは承認図を見ると
非常に面白い造りをしている便器だとわかります。

後ろ側が大きくえぐれていて
その中にシャワートイレを有する機能部が
入り込むような形になっています。
(機能部の占める面積が大きいです。)

このような形状の便器は珍しいです。

温水洗浄便座とタンクが一体型になった
タンク付きトイレになると
ジャニス工業のユニクリンが同じ様な形をしています。
この商品も形状的に一風変わった商品で面白いです。

ちなみに、旧事務所のトイレには
ユニクリンの旧モデルの
マイティクリンが付いています。
というか、私が納入した商品です。

この間、前の会社の上司が来て話した時に
一番会社でジャニス工業を売った男と言われました。
勤続年数に対しての販売数だとそうかもしれません(笑)

余談終わり....

サティスSの話に戻ります。

その特異な形状もあってか
サティスSタイプのシャワートイレを含めた
重量は約36kg

機能部の重量が約12kg
約1/3を占めています。

便器とシャワートイレの重さの比率が
ここまでになるタンクレストイレは
非常に珍しいんじゃないでしょうか。


ですがそれをふまえても
約36kgと機能部を含めた1式の重さで

ネオレストやサティスGタイプの
“便器”単体の重さと同じくらいになるわけです。


サティスSが軽いのか、ネオレストやサティスGが重いのか...
判断が分かれる所です。


私が前の会社(住設やエクステリアの販売商社)でトイレを運んでいた時も
サティスS(前のモデル)はネオレストと比べてもだいぶ軽かったです。

私の感覚は間違っていなかったとデータが示してくれました。

ちなみに必要とされる最低給水圧力を
緩和するブースター約2kgなのでそれが無ければ34kgになります。
(機能部が2kg軽くなる)

ここはTOTOのトイレの方が良い気がします。
元々の求められる最低給水圧力が低いですからね。



実は我が家のトイレもサティスSタイプが付いています。
代田家は昔から基本的にLIXILのトイレが付いている気がします。
何か付き合いがあったのかな?

私は違うので次回のトイレは
ネオレストDHタイプにしようと思っています。
どちらも良いトイレだとは思うので
選ぶのは自分の好みです。




さて、次は海外のデザインと日本のモノ造りが
コラボして生まれたサラブレッドトイレを紹介します。


謳い文句は 
『ドイツデザインと日本の先端技術が融合した美しきGROHEのトイレ』

GROHE センシア アリーナ です。





GROHEとLIXILの夢の融合...
と思いますがGROHEはLIXILに買収されたので
結局はLIXILグループ内で生まれた商品なのだ!


その出自が特殊なため
まだ知名度が無いトイレだと思います。

流れとしては最初にGROHEで販売してから
その後にLIXILでも販売開始(トイレカタログに掲載)、
だったような気がします。


便器単体の承認図が取れなかったので
設計資料集のセンシアを見てみましょう。



便器の寸法は
365×660×400H

見た目はごつく見えますが
意外にもネオレストやサティスGより
小さいサイズです。

肝心の便器重量は...
便器単品での重量は明記が無いので

シャワートイレ等を含めた
1式の重量は約41.5kg
中々の重さです。





個人的な感想として
センシアくんの魅力としては...

どうでしょう。
見た目的にはアラウーノやサティスGタイプが近いですし
金額もGROHEとのコラボモデルらしくかなり高額になります。
機能としてもサティスGシリーズと同じくらいなので
個人的にはあまり魅力を感じる機種では有りませんが

デザインはGROHEがデザインしているので
そこに魅力を感じる方にはおすすめのトイレかと思います。


と、言うより
サティスGとセンシア アリーナが
形状、機能共に被っているので
どちらかを販売停止にして
一本に絞った方が良いかと思います。

同じメーカーなのに同じような商品を
2つ作るメリットは余り感じられません。

個人的にはサティスGタイプを無くして
センシアに統合した方が良い気がします。

そうすれば最上級モデルはGROHEデザインとなり
サティスSタイプとのランク付けが分かりやすくなります。

商品名も同じサティス という名前では無くなりますし。
(しいて問題があるとすればセンシアにはリフォーム用が
無いですね。壁排水は有ります。)



これでLIXILのタンクレストイレの
便器重量(またはトイレ1式の重量)を
説明できたかと思います。


一般家庭に納入されるタンクレストイレでは
サティスシリーズが主ですが
(センシアはそもそも知名度が無いし、価格も高いので富裕層向けですね)

主となるサティスS タイプは
便器の重量が結構軽いのが
個人的な趣向からは外れる部分でもあります。
(その代わりサイズが小さいので間取りに制限されにくいとも言えるでしょう。)

特異な便器形状など
便器自体はとても面白いので
サティスSがどのように進化していくのか
“これから”がとても楽しみな商品です。


私の趣向(重たい便器)に最も近い
LIXILのタンクレストイレは
サティスG タイプですね。

金額もそこまでサティスSタイプと変わらないので
トイレルームの間取りに余裕があれば
サティスGタイプの方がおすすめだと思います。




LIXILのタンクレストイレの重量は解説したので


次回のブログではジャニス工業

タンクレストイレの便器の重さ を
見ていきましょう。


ジャニス工業ってなんぞや?
と思われる方もいるかもしれませんが

TOTO、LIXILと並ぶ
日本の3大衛生陶器(トイレ)メーカーです。



日本で陶器製のトイレを作れるのは
上記の3社だけです。
(だったはず...間違ってたらごめんなさい)

上記の2社が強すぎてかなり霞んでいるので
知名度はかなり低いです。

ジャニス工業はタカラスタンダードのトイレの製造元でもあります。
それ以外にも各メーカーに陶器製の洗面ボウルを卸したり
LIXILと資本提携していて一部の便器をLIXILの代わりに製造したりと
知名度は有りませんがこういう所を見ると
日本の衛生陶器業界の中でも
ちゃんと息吹いているのが分かります。

簡単に言うと
OEMメーカーですね。
もちろん、自社ブランドで商品展開もしています。




知名度が無い分、全体的に金額がお求めやすいので

金額を抑えつつ、タンクレストイレにしたい方にとっては
かなりおすすめできるメーカーでは無いでしょうか。

商品紹介も別ブログでちゃんと書こうと思うので
自分に合う商品かどうかも分かると思います。


パナソニックもタンクレストイレで
お求めやすい商品を展開していますが
樹脂製なので陶器製では無いという違いが有ります。


間違いなく、陶器製タンクレストイレの中では
一番お求めやすい商品になります。



次回のブログもお楽しみに!







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