こんにちは
広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
スタッフが最近気になったこと。。。
インテル、入ってる で
お馴染みのIntel(インテル)。
パソコンの頭脳におけるCPU(GPU内蔵CPU)メーカーの1つがインテルです。
ライバルとしては藤井壮太氏ご用達のAMDが有ります。
つまり、インテル入ってるとはパソコンにIntelのCPUが入ってるって事なわけです。
インテル プロセッサーとIntelは呼称してます。
そして最近、巷で話題になっているのが
インテル® プロセッサー N シリーズは、手ごろな価格で、接続、学習、遊びに必要なパフォーマンスを提供します。最新の Intel 7 プロセスを搭載した Gracemont CPU マイクロアーキテクチャーは、最大 8 個の Efficient-cores (E-cores) を搭載し、簡単で応答性に優れた合理的な体験を可能にします。
Intel N100の前にインテルのCPU(インテルプロセッサー)を簡単におさらいします。
普段よく目にしているのが
Intel Core i シリーズです。
インテルのHPから画像を引用します☟
上記を見れば何となく分かりますが
性能が高い順に9>7>5>3となっています。
Core iシリーズの中でも一番性能の低いCore i3の更に下のグレードとして
Pentium(ペンティアム)、Celeron(セレロン)が有りました。
性能で言うとPentium>Celeron
現在ではPentium、Celeronは無くなりインテルプロセッサーNシリーズに変わりました。
Intel N100もこのNシリーズの中の1つです。
PentiumもCeleronも性能がかなり低く(Celeronは特に低い)
最低でもCore i3 以上を買うべき というのがだいたいの共通認識でした。
私も実際にPentium搭載ノートPC使ってたんでよくわかります。
なので私も、パソコンを買うなら最近の世代のCore i3以上でPentiumやCeleronはやめた方がいいな、と思っていたんですが。。。。
Intel N100は嬉しい誤算でPentiumやCeleronの後継品なのに処理能力が高い ことが注目を浴びる一因となりました。
比較対象で言うと
Intel Core i5 7400 や
Intel Core i5 6500 と
同程度のスペックになるようです。
※最後の数字の一番左が“世代”になります。
7400は第7世代
6500は第6世代
最新は13世代なので6、7年前のIntel Core i5シリーズのCPUになります。
Intel N100は第12世代です。
これほんと、凄いことでビックリしました。
7400や6500はデスクトップ用CPUになります。
Intel N100はモバイル向けCPU(ノートPC)にもかかわらず同性能です。
一般的にモバイル向けCPUは低消費電力・低性能になります。
バッテリー駆動のため電池持ちを考えないといけないですから。
反面、デスクトップ向けCPUは電力供給の心配が無いので高消費電力・高性能となります。
Intel N100は第12世代のモバイル向けCPUですが
デスクトップ向け第7世代・第6世代のCore i5 と同性能という事です。
7400や6500は今でも普通に通用するレベルのCPUです。
つまり、N100はかなりの低グレードCPUにもかかわらず問題無いレベルの性能を発揮しているという事です。
7400や6500と比べた時にひときわ目立つのは消費電力の差です。
7400も6500もTDP 65W に対し
Intel N100はわずかTDP 6W と超低消費電力です。
10分の1以下の消費電力で同じパフォーマンスを発揮するとは凄い時代になりました。
ここまで劇的な進化を遂げた理由はIntel N100の仕様を見れば分かります。
Intel N100のプロセスノードはIntelの第3世代10um となっています。
Intel側の呼称は『Intel 7』です。
数字が7なのにプロセスノードは10umなので分かりづらいです。
Intel Core i5の7400や6500はプロセスノードが14umになっていて一気に4umも微細化できています。
基本的にプロセスノードは数字が小さくなればなるほど低消費電力・高性能化出来ると言われています。
Intel N100が従来より格段に高性能化できたのはプロセスルールが変わったのも大きいように感じます。
コア、スレッド数に関しては
4コア/4スレッド構成。
2コアじゃなくて4コアなのが嬉しいです。
PentiumやCeleronなどの超低グレード商品は2コア/4スレッドが多かったです。
Intel i5 7400や6500などの一昔前のCPUも4コア/4スレッドなので同じになりました。
Intel N100の大きな注目点としては上記の超低消費電力(のわりに高性能)と
後は使われているコアに特徴が有ります。
下記のブログでも少し触れましたが☟
最近のスマホに使われるCPU(SoC)は
・高性能・高消費電力の高性能コア
・低性能・低消費電力の高効率コア
を組合わせたハイローミックス構成が多いです。
(ハイローミックスという言い方が適切かどうかはともかく...)
参考記事☟
Intel NシリーズはPコアとEコアを組合わせたハイブリッド・アーキテクチャーでは有りません。
Intel N100は【Eコア】のみを使ったCPUになります。
Intel N100は低消費電力(つまり低発熱)なのでバッテリー駆動のノートパソコンやミニPCで採用されて人気になっています。
特に最近はミニPCが熱い、、、と個人的に感じています。
簡単な経理、事務処理だとデスクトップパソコンはもはやミニPCでええんじゃないかと感じています。
Intel N100搭載のミニPCが個人的に凄い欲しいです。
1つ気を付けたいのは性能が上がったといっても所詮はCore i3より下のグレードのCPUなので過信は禁物という事です。
ゲームや高度な動画編集はもちろん、苦手です。
ですがブログを書いたり、経理ソフトや事務作業などでExcelやWordを使ったり、簡単な画像編集、動画編集くらいならこなせるパフォーマンスを持っています。
それ以外の用途で行くとお子さん用の初めてのパソコンやサブ用のPCとしても良いと思います。
新しいCPUですのでWindows11にも対応しています。
(というか、Windows11がもう既にインストールされているパソコンが殆どです)
お子さんにパソコンを触らせてあげたい人なんかはIntel N100搭載ノートパソコンとか結構良いと思います。
これからのIntel Nシリーズの活躍に期待しています。
そういえばこの間Amazonのプライム会員セールでした。
Intel N100搭載ミニPC、、、、、買っちゃった(*^-^*)💖💖💖
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