広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
炊飯機能のある
IHクッキングヒーターの解説ブログ
第3弾になります。
第1弾
広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 炊飯機能付のIHクッキングヒーターはどれ?
第2弾
広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 炊飯機能付のIHクッキングヒーター 三菱編
第3段となります今回のブログでは
炊飯機能のある
『パナソニック』のIHを解説しています。
今回も初めからズバっと言いますが
炊飯機能“だけ”で判断するなら
パナソニックより日立の方がおすすめです。
(三菱は上記の2社と違ってグリルで炊飯するので除外。日立とパナソニックで比較した場合)
主な理由としては
①選べれる価格帯が日立の方が安い
②日立の方が炊飯中の自由度が高い
この2点です。
②の自由度に関しては
後でじっくり解説します。
とは言いつつも
炊飯機能だけで判断する方は
殆どいらっしゃらないと思うので
このブログを参考にして頂いて
総合的に判断して貰えたらなと思います。
炊飯機能だけでIHを選びたいという人は
この一連のブログだけを読めば済むように
がんばります(*^^)v
前置きが長くなりましたが、、
パナソニックIHの
ラインナップを見ていきましょう。
炊飯機能が有るIHは
Y、YSシリーズになります。
Y2タイプは例外で炊飯機能が有りません。
一度に炊飯できる量は
一律どのメーカーも同じ2合のみなので
ここに関しては特に優劣は有りません。
パナソニックのIHは日立と同じように
炊飯は中央IH(後ろのIH)でしますが
Y2タイプは3口IHではなく2口IHになるので
中央IHが有りません。
なので炊飯機能も付いていません。
価格帯も
¥425,000~¥290,000(税抜)なので
炊飯機能が付いている一番グレードの低い機種で
¥290,000と三菱と比べてお求めやすいです。
(炊飯機能が付いてて一番お求めやすい機種があるのは日立になります。)
パナソニックのIHカタログに載っている
炊飯機能に付いての記載。
ちょびっとだけ載っています。
ここには炊飯機能について
自動炊飯(後ろIH)
●Y2タイプは除く
と書いてあります。
と、ここで気になったのが
XSTタイプ
後ろのヒーター(中央ヒーター)が
IHになっているので先程の記載通りだと
炊飯機能が付くように思いますが
実際には付いていません。
何故なのかな~と
カタログをもう一回読んでいくと...
炊飯機能が記載してある反対側のページに
原因が書いてありました。
画像の右下部分、分かりやすいように赤枠で囲いました。
●Yシリーズの機能を中心にご紹介しています。
と書いてあります。
ふむふむなるほど、だからYシリーズではない
XSTタイプは違うのか。 へぇ~~~......って( ゚Д゚)!!
いや、文字ちっさいわ!!
非常に分かりづらいです( ;∀;)
こういうのは分かりやすい所、
例えばページの上部に“大きい”文字で
書くのが筋じゃないでしょうか。
こういうある意味、カタログを読む
購入者を騙すようなやり方、
ハッキリ言ってあまり好きじゃありません。
自動炊飯(後ろIH)と書いた時点で
XSTタイプも該当するのだから
せめて勘違いしない様に同じところに
XSTタイプは除くと書くべきだと思います。
とまあちょっと愚痴を書いてしまいましたが
パナソニックの炊飯機能付IHはどの機種なのかが
分かったと思います。
では次は『炊飯機能』自体に関してです。
パナソニックの取扱説明書には
炊飯機能はどんな風に書いてあるのかな~と
取説をPCで開いて見てみると...
炊飯メニューを使用中は
グリルを使えません
と書いてあります。
( ,,`・ω・´)ンンン?
そんな事はカタログのどこにも書いてないような...
いやまて、先程と同じように小さい文字で
分かりにくい場所に書いてある可能性が高い
そう私の直感が告げるので
もう一度カタログを読み直してみると...
あったよ、こんな所に!!
いやだから、
文字が小さいし、分かりにくい!!
何故こうまで隠したがるのか...
まあ日立や三菱のIHは
炊飯機能を使用中でも
グリルやIHを使えるからなんでしょうけども。
パナソニックがこうなので
怖くなって一応、三菱や日立に
問合せしましたがこの2社は大丈夫みたいです。
三菱電機からの回答
弊社IHクッキングヒーターをご検討いただき、ありがとうございます。
炊飯機能付きでご検討されているようですので、
CS-PT316HシリーズまたはCS-T316Hシリーズと想定して
ご回答させていただきます。
グリルで炊飯をしている時でも、
合計の消費電力が5800Wを超えない範囲であれば
どのIHヒーターも同時に使用することは可能です。
ただし、ご理解いただいているとおり、各部の消費電力が
合計で5800Wに達すると火力が上がらないように制限がかかります。
以上、ご検討いただけましたら幸いです。
という回答でした。
三菱はグリルで炊飯するので
これでIHが使えなかったらまずいし
流石に大丈夫だろうと思っていたので
予想どおりでした。
IHの合計消費電力に関しては
基本的な機種はだいたい5800w(5.8kw)が
限度になっています。
最近の機種は左右IHの最高消費電力が
3.0kw(3.2kw)が多いですが
上記にも書いたように消費電力の限度が5.8kwなので
左右IH両方とも3.0kwを出すことは不可能です。
例えば左IHで3.0kwだと右IHは2.8kwまでとなります。
話が少しそれました。
日立からの回答
お問い合わせをいただきました、
IHクッキングヒーターで炊飯機能を
使用した際にグリル部の併用が
可能であるかご回答申しあげます。
弊社の炊飯機能が搭載された
以下の現行のIHクッキングヒーターは
炊飯機能の使用中も併用して、グリル機能の使用が可能です。
ビルトイン3口IH
M350T・M150T・M300T・M200T・M100Tシリーズ
M9T・M8T・M8ATシリーズ
具体的な製品や仕様につきましては、
以下URLにて一覧がございますので
ご参照ください。
■IHクッキングヒーター総合カタログP.23~25
https://kadenfan.hitachi.co.jp/catalog/ih/book/index.html#target/page_no=23
※炊飯機能は、調理機能内のIH便利メニューにございます。
なお、上記の炊飯機能に対応した製品については
すべて中央のIHヒーターを使用いたします。
ご案内の中に不明点がありましたら、本メールにご返信ください。
弊社製品をご検討のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。
と言う風に日立や三菱のIHは
炊飯機能仕様中でもグリル(IH)が使えるように
なっているので一番最初に書いたように
炊飯機能中でも自由度が高い、と言えるでしょう。
日立や三菱のIHカタログを一通り読んでも
炊飯機能仕様中はIH(グリル)は使えませんとは
書いてなかったので大丈夫だとはわかっていたのですが
念のため(パナソニックの件が有るので)
確認させてもらいました。
一度に炊飯できる量も
どのメーカーも一律で2合と決まっているので
中央IH(後ろIH)で炊飯する日立とパナソニック、
どちらのメーカーがおススメかと言われれば
炊飯機能に関して言えば日立の方が上と言えるでしょう。
グリルはあんまり使わないから
炊飯中にグリルが使えなくても
問題ないと判断されるのなら
他の機能を総合的に鑑みて
気に入った機種を購入されれば良いと思います。
以上がパナソニックの
炊飯機能付IHに関する解説となります。
内容的にはそこまで深い内容では無いですが
パナソニックのカタログの書き方に
思うところがあったので
少し長くなってしまいました。
炊飯機能に関して
他のメーカーと比べると劣るからと言って
他の機能でパナソニック独自の優れている機能は
有るのだから分かりづらくせずに
堂々と書けばよいのになと思います。
パナソニックのグリルは
ラクッキングリルと言って
ヒーターが内蔵されているので
上も下もグリル庫内はフラットになっていて
掃除がしやすいです。
これはパナソニックだけで
日立や三菱は上や下のヒーターは庫内に露出しています。
なのでグリルのお手入れに関しては
パナソニックが一番です。
こういう良い所ももちろんあるのですが
炊飯機能とグリル(IH)を同時に使えないという
他のメーカーと比べて劣っている所を
分かりづらくして隠すようなことをすると
(実際はどうか知りませんが分かりづらいのは事実)
なんとも言えない気持ちになります。
実は、昨日わが家のグリル付きIHが故障したので
新しいグリル付きIHを購入する事になりました。
IHの解説ブログをやっている中で
自宅のIHが故障するというのは
何か運命を感じます。(何の運命かはわかりませんが)
購入するIHはもう決めていて
日立のIHを購入する予定です。
元からほぼほぼ日立のとある機種で
決めていたのですが、一応パナソニックの
ラクッキングリルも気になっていた中で
今回の事が有ったので
日立で交換することが確定しました。
(元から殆ど決まっていましたが)
ある程度使ってみたら
また皆様に紹介出来たらなと思います。
とりあえず今回は
これくらいにしようと思います。
次回のブログは
日立の炊飯機能付IHを紹介します。
日立はカタログも見やすくて
ユーザーフレンドリーです。
そういう所がIHを購入する決め手にもなるので
パナソニックもカタログを分かりやすいようにして
三菱、日立、パナソニックの3社が
お互いに切磋琢磨してよりよいIHを
販売してくれることを1ユーザーとして
1オーダーキッチンメーカーとして期待しています。
次回のブログはこちら☟
広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 炊飯機能付のIHクッキングヒーター 日立編
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