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2020年11月16日月曜日

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ コーリアン(人工大理石シンク)のお手入れ

こんにちは


広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。




我が家のコーリアン(人工大理石)シンクをお手入れしました。







コーリアンに代表されるような<人工大理石>は
たくさんの色が有り、キッチンが華やかに、明るくなると
採用される方もいらっしゃいます。




ですが長く使っているとどうしても黄ばんできたり、色がついてしまったりと....
メンテナンスは必須です。

まあこれはステンレスだろうが何だろうが同じですね。




我が家のキッチンはもう20年以上前なのでだいぶ古いです。
機器とか引出とかは取替えたり魔改造したりしてちょくちょくバージョンアップしています。


天板やシンクはそのままですのでシンクもだいぶ使い込んでいます。






では、コーリアンシンクを掃除していきます。

※これはあくまで『コーリアン』のシンクのお手入れです。
 各メーカーさんの人工大理石シンクによって推奨されるお手入れは違ってくるので取扱説明書などで確認しましょう。





最初はこんなに汚れていました。




特に玉ねぎの皮が染みて....





玉ねぎの皮を1日くらい放置してたら色素が染みたっぽいです。
これが中々落ちません。


コーリアンはメタクリル樹脂(アクリル樹脂)を使っていてこれなので
ポリエステル樹脂を使っている人工大理石シンクはさらに怖いですね。

ポリエステル系の方が汚れなどが染み込みやすいですからね。




とりあえず一番やさしいお手入れから初めて
汚れが落ちなければ少しずつ強力なお手入れに変えていきます。


お手入れ方法は下記にデュポンコーリアン公式HPのリンクを貼っておきます。
こちらを参考にしながらやっていきます。

※各メーカーによりお手入れ方法が変わったりしているのでご注意ください。
 シンクの色によりお手入れ方法が異なる場合も有ります。(ブログの最後の方で紹介します。)




まずはキッチン用洗剤(中性洗剤)を付けたスポンジで軽くゴシゴシと...

着いたばかりの汚れなどはこれで落ちます。

こまめに掃除するのが一番ですね。



それでも無理なら水をたっぷり含ませたメラミンスポンジでゴシゴシと...


上記くらいまでがコーリアンシンクの『一般的なお手入れ』と言えるでしょう。

こまめに掃除してたらここまでで大丈夫です。

今回みたいに放置して汚れが落ちなくなったら...
更に上の世界に行きましょう。



上記でも汚れが落ちなかったら...

スコッチ・ブライト™ 抗菌ウレタンスポンジたわし(研磨粒子あり)を使いましょう。(公式HPにリンクで飛べます。)



だいたいどこのスーパーやドラックストアにも置いてあるので
入手するのは難しくないでしょう。

こちらの商品はデュポンコーリアンの公式HPにも載っている推奨品ですね。


こちらの不織布側(緑の方)には研磨粒子が入っているので
ゴシゴシこすれば中々落ちない汚れも落ちてくれます。
(研磨粒子無しもあるので気を付けましょう。)


このスコッチブライトが1個あれば通常のお手入れはウレタンスポンジの方に(黄色の面)中性洗剤を含ませて、頑固な汚れは不織布側で、とマルチに使えるのでコーリアンシンクを使っている方は持っていると便利なアイテムです。




余談ですが某人工大理石(人造大理石)メーカーさんは
推奨品がスコッチブライトでは無くて

キクロンのスポンジだそうです。(公式HPへリンクで飛べます。)




正確にはキクロンAですね。


この間ちょうど某メーカーさんと話す機会が有って
色々と話をしてたら分かりました。
(と言うよりメーカーさんのショールームに行った時にキクロンスポンジが有ったので聞いてみました。)

キクロンAは先ほど紹介したスコッチブライトと同じような商品です。
(不織布に研磨粒子が入っています。)


色々と試した結果、スコッチブライトよりキクロンAの方が相性が良かったらしいです。

面白い話を聞いたので今度はキクロンAを使って見ようかなと思います。



どちらにせよ研磨粒子でゴシゴシ削るわけですので
極力使わない様にお掃除はこまめに!






余談も入りましたがこんな感じで最終的に
スコッチブライト(研磨粒子付)で磨いた結果、、、、こうなりました。






全体的に結構綺麗になりましたが
玉ねぎの皮の染み込みが残っています....


玉ねぎの皮がこんなに手ごわいとは...


実は玉ねぎの皮は他の生ごみと一緒にディスポーザーで
粉砕しようと思っていたので放置していましたがそれが仇となっていたようです。


というより、そもそも玉ねぎの皮ってディスポーザーで流すのはあんまり...
更に更に人工大理石シンクってディスポーザーの取付が推奨されていなかったり....


自宅なので色々と攻めたことをしています。




ここまでやっても落ちないので遂に最終手段、最終兵器を投入します。

それがこれ、クリームクレンザーです。



コーリアンのHPを見る限りクリームクレンザーのメーカー指定は有りませんが
メンテナンス動画を見ているとジフを使っているようなので私もジフを使います。

個人的にもジフの方が良い気がしますし。



そしてこのジフ(クリームクレンザー)を先程のスコッチブライトに付けて...

Wで使う。


つまり
ジフ(クリームクレンザー)+スコッチブライト(研磨粒子付)のW研磨の合わせ技です。

これは強い(確信)



その結果....




全体的に良い感じになりました。



シンク全体をゴシゴシしたので筋肉痛になりそうです。



更に強い処置としてコーリアンの場合は漂白剤も使えますが
その分強力なので出来れば使いたくないですね。

基本的に他の人工大理石メーカーだと漂白剤はNGの所が多いです。

人工大理石は本当にピンキリなので
コーリアンの様にメタクリル樹脂(アクリル樹脂)かつ中まで均質なソリッド材である人工大理石がメンテナンスもしやすいし強い負荷にも耐えやすいのでしょう。


コーリアンもそうですが人工大理石は長年使っているとどうしても汚れがしみ込む可能性が高くなってくるので買った当時の状態を維持できる、とは思わないようにした方が良いと思います。

絶対に汚れがしみ込むと思っていた方が後から後悔しないで済みます。




と、一通り説明しましたがここまでは通常のコーリアンのお手入れ方法になります。
コーリアンの中には濃色系コーリアンと呼ばれるものも存在していてこれらはお手入れをより慎重に行わなければなりません。
(コーリアンシンクには基本的に濃色系コーリアンは使われません。)



最初の方にコーリアンのお手入れ方法のリンクを貼りましたが
そこにも書いてありますね。

コーリアンHPより文章を抜粋します。



<濃色コーリアン®について>

以下の表に含まれるカラー(濃色コーリアン®と呼びます)は、他の色柄に比べ、手油や傷が目立ちます。お手入れの際にはナイロンたわしやクリームクレンザーを使わず、水をしっかり含ませたメラミンスポンジで軽く拭きとってください。
濃色系コーリアン®を研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーで磨きますと、微妙な艶の違いを生じ、磨いた部分がうっすらと白くなってしまいますので、研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーのご使用はお勧めしません。



と、このように濃色系コーリアンは負荷の高いメンテナンスは推奨されていません。

出来ない事は無いですが書いてあるように色ムラが出たりするからです。


どんなものもそうですが研磨するとうっすらと白っぽくなるからです。



これは他の人工大理石でも同じことですね。
人工大理石シンクに濃い色のシンクがほぼ無いのもこのような事情があるからです。



某メーカーさんは人工大理石、というよりクォーツ系の濃いグレーのシンクを使っていますがあれは絶対に傷やメンテの跡(色ムラ)が激しそうなので怖い商品ですね。

ショールーム行った時にその点を聞いてみたらやっぱりそうらしいので
ああいうのがトラブルを招く元だったりするんですよね。

そういうのをちゃんと説明して販売するのが大切ですね。





弊社のオーダーキッチンもシンクは殆どステンレスが多いのも
そういうメリット・デメリットを説明すればステンレスになるケースが殆どだからです。



もちろん、人工大理石が悪いという事でも無いです、我が家のシンクはコーリアンのシンクですからね。



関係ない話も有りましたが、人工大理石シンクを検討されている方などにも参考になれば幸いです。





おしまい。








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