広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
人工大理石製の
パンこね台をカットしました。
前回、ピザを焼いたブログを書きましたが
広島でオーダーキッチンならDAIDAへ ~ ピザを作りました🍕
その時にピザ生地を作る時に使った
パンこね台です。
食べ終わった後は
弊社相談ルームにある
AEG〈アーエーゲー〉製の
外国製食洗機で洗おうとしましたが
大きくてスプレーアームに干渉したので
広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 外国製食洗機でたくさん洗ってみた&徹底解説
洗うのを諦めました。
とは言っても
これからもパンこね台は使うので
弊社の工場でカットしました。
とりあえず食洗機に入る
長さにカットして
断面が尖っていて危ないので
適当に研磨して面を取りました。
これで綺麗に納まるようになりました
弊社はデュポンコーリアン(人工大理石)認定の
加工販売店として昔から
人工大理石との付き合いが深いので
人工大理石を加工したときに出る
端材が倉庫に莫大な量眠っています。
その中の1つを流用して
パンこね台にしたみたいですが
それも遥か昔の話で
我が家に眠っていたものを
今回掘り起こして使いました。
しかもこの色は
廃番になっていて今は
見ることのないものですので
文字通り世界に一つだけの
パンこね台です。
ピザつくり自体も楽しいですが、
パンこね台もお気に入りなので
ますます楽しいです。
現在は取り扱っている
人工大理石ブランドは
基本的にデュポンコーリアンですが
昔はコーリアン以外も取り扱っていて
この人工大理石はコーリアン以外の
人工大理石です。
ですが、どちらにせよ
素材自体はメタクリル樹脂の
人工大理石なので
コーリアンと同レベルの
高い耐久性や美観性を誇ります。
人工大理石にもグレードがあって
大雑把に表すと
メタクリル樹脂>アクリル樹脂>ポリエステル樹脂
になります。
簡単な解説をコーリアンのHPより抜粋
コーリアン®はアクリル系人工大理石のカテゴリーに入りますが、原料の樹脂はアクリル系の中でも「メタクリル樹脂」という、特にすぐれた特性を持つ樹脂を100%使用しています。このため、美しさ、強さ、施工性、デザイン性、メンテナンス性をバランスよく備えています。
と、このように
コーリアンは数ある人工大理石の中でも
一流の優れた素材ですが
気を付けなければならないことも
当然あります。
コーリアン(人工大理石)は
人造石やセラミックと比べて柔らかいので
(逆にセラミックは硬すぎるような気も...)
傷が付きやすいのと
ステンレスやセラミックと比べると
熱に弱いです。
人工大理石の場合は
メンテナンスが簡単なので
表面を研磨する事によって
細かい傷は補修出来ます。
特にコーリアンの場合は
上記にも書いてありますが
中まで均一なソリッド材(無垢)で
出来ているため補修しても基本的には
同じ表情(色柄)を見せてくれます。
ですが人工大理石の中には
表面は着色層で色を付け中身は
白っぽい素地の人工大理石の物も
あるため研磨したり傷の深さにもよりますが
その部分の着色層より深くなると
白っぽい素地が露出することもあるので
人工大理石の天板に憧れている人は
使われている人工大理石の素材や
中まで均一なソリッド材で出来ているかも
気にした方が良いでしょう。
もしキッチンメーカーで
人工大理石天板(シンク)のキッチンを
購入されようと思っている方が
いらっしゃいましたら私としては
その人工大理石が
アクリル系か、ポリエステル系か
ソリッド材(無垢材)かどうかを
気にされたらと思います。
メーカーに聞いてみたら良いでしょう。
できればアクリル系(更に良いのはメタクリル樹脂)で
ソリッド材のものが良いです。
前の会社の時
某キッチンメーカーショールームにて
素地が露出した天板のサンプルを見てからは
このメーカーのキッチンを売るのは
ちょっと控えようと思ったことがあります。
まずその傷ついたサンプルは捨てた方が良いし
グレー系の天板に白い線が思いっきり走ってたのは
なんとも.....
(前の会社はキッチンやユニットバス等の住設やエクステリアを販売する商社でした。だいだ産業とも長い付き合いが有ります。)
ここで悪い例を出しましょう。
さきほどのパンこね台ですが
白い切り傷が入っています。
実はこれ、ピザ生地を
三等分にする時にナイフで
切ってしまったので傷が付きました。
パンこね台が人工大理石だったのを
忘れていました...
なんという凡ミス( ノД`)シクシク…
さきほどコーリアンはソリッド材だから
どこでも同じ表情と言いましたが
こういう切り傷などは素材が
引き延ばされるため白っぽい色に
なってしまいます。
こういうことがあるので
人工大理石は比較的白っぽい色が
重宝されています。
研磨すればある程度は
補修できますが
特に色が濃い、いわゆる
『濃色系コーリアン』とカテゴリされているものは
それが顕著に出るので注意が必要です。
これは他の色の濃い
人工大理石でも同じです。
コーリアンもこのように注意喚起しています。
<濃色コーリアン®について> 以下の表に含まれるカラー(濃色コーリアン®と呼びます)は、他の色柄に比べ、手油や傷が目立ちます。お手入れの際にはナイロンたわしやクリームクレンザーを使わず、水をしっかり含ませたメラミンスポンジで軽く拭きとってください。 濃色系コーリアン®を研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーで磨きますと、微妙な艶の違いを生じ、磨いた部分がうっすらと白くなってしまいますので、研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーのご使用はお勧めしません。
さきほど書いた某メーカーの
人工大理石は表面の着色層を
貫通して完全に白い素地が見えていたので
補修が出来ません。
こうなってくるとやっぱり
ソリッド材(無垢材)の人工大理石が良いですね。
コーリアン(人工大理石)はシーム接着できるので
比較的大きく作れたり複雑な形も再現できますが
接着した時は
表面をきれいにするために
全体に研磨をかけるので
そうなると特に濃色系コーリアンは
比較的白っぽいコーリアンと比べて
色の白化が分かりやすいので
そういう所にも注意が必要です。
濃色系コーリアンは
色も個性的でとても良いのですが
傷が付いたときに、目立ちやすいので
弊社の方ではしっかりとその旨を説明して
目立ちにくい色柄をおすすめしています。
逆に言えば
そういうのが全く気にならない方は
濃色系を使うのも良いかなと思います。
とは言っても説明すれば
濃色系コーリアンを選ぶ人は
殆どいません(笑)
私の場合は
むしろ、楽しい思い出になるので
傷もそのままです。
我が家にあるキッチンも
天板とシンクが人工大理石製で
シンクはジャパンシンクと言う
コーリアンが日本で最初に発売した
シンクが付いています。
(弊社が日本で初めて販売したそうです😄)
20年以上使っている古いものなので
シンクも黄ばんできたりしていますが
それを磨いて白くさせるのも楽しいです。
コーリアンに限らずどの人工大理石も
時代と共に性能はアップしているので
今のコーリアンは昔のコーリアンより
黄ばみにくくなっていると思います。
そもそもそういう所が
他の人工大理石と比べて
コーリアンが優れているところです。
結構長くなりました。
簡単にまとめると
人工大理石と一口に言っても
ピンキリなのでできれば
性能の高い人工大理石に
しましょう、と言いたいです。
特にキッチンは
10年、20年と使っていくものなので
購入する時によく考えて買わないと
一生後悔する事になってしまいます。
だいだ産業は
『ユーザーファースト』をスローガンに
実際に使われる方の事を最優先に
一番良い提案をするように心がけています(*^-^*)
相談ルームを貸出中!!
日本トリムのグラシア(水素水や浄水器)や
ディスポーザーを実際に使って楽しく楽に
料理をすることが出来ます。
食べ終わった後は外国製食洗機が
使えるので後片付けも簡単です。
他には卓上型のIHとオーブンレンジも
使用可能です。
外国製食洗機が気になっている方も
実際に使える良い機会になると思います。
詳しくはお問合わせ下さい(*^-^*)
インスタ映えも、します😄
他にも日本トリムのグラシアが
気になる方は相談ルームで
実物を見ながらトリムの営業さんを呼んで
勉強会も可能です。
オーダーキッチンに興味のある方は
施工事例をご覧になりたい方は
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