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2020年6月7日日曜日

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 浄水器の選び方 5

こんにちは
広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。





浄水器の徹底解説ブログ 第5回目です。






第1回目から4回目までのブログはコチラ

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 浄水器の選び方 1

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 浄水器の選び方 2

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 浄水器の選び方 3

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ 浄水器の選び方 4



上記のブログを読んだ前提で書いていきます。






浄水器の種類が色々ある中で...





今回はスパウトインタイプの
浄水器について解説していきます。





浄水器としての“浄水能力”は
これまでのブログでひと通り解説したので
今回はそれ以外の所、、、デザインなどです。





スパウトインタイプのメーカーとして
紹介するのは、おなじみタカギのみです。





何故タカギだけかというと...
まずは何も考えずに
こちらを見て下さい。





タカギの浄水器一覧です。





一般的にスパウトインタイプの
浄水器は上記の左2つ、

タカギで言う所の
クローレとスタンダードですね。

他のメーカーもこれら2つと
似たようなデザインの商品しかないので
紹介は特にしません。(浄水能力も特に変わらないので)





タカギの場合はそれ以外にも
コンバージェンスとグースという
個性的なデザインの浄水器もあって
他のスパウトインタイプの
浄水器メーカーより選択肢が広いです。





更に最近では
外国メーカーとコラボした
デザイン系浄水器も販売しました。
これらはブログの最後で紹介していきます。





後はタカギならではの




こういう安心、便利機能も嬉しいですね。





上記の赤枠で囲った3点

・入れ忘れ防止機能

・抗菌セラミック

・浄水器部無償交換

は他のスパウトイン浄水器の
メーカーでは余りやっていない
サービスになります。





入れ忘れ防止機能は付いているのが
クローレとスタンダードのみ対応する
新機能になります。





けっこう、入れ忘れてたって話を
よく聞くのでそういう人にも朗報です。





浄水器を使った事のない人の場合は
味の違いが分からないのでおきがちです。





付けてなくても気付かないという事は
浄水器付けても味は変わらないのでは?
と思われる方もいると思います。





そんな方のために今度、
普通の水道水と浄水と
日本トリムのグラシアで出した
電解水素水、この3つを
飲み比べたブログでも
書きたいですね。







浄水と水道水の味の違いは
めちゃくちゃ変わる!という事は
有りませんが飲み比べると
確かに変わってる、
というのはわかります。

あくまでも個人的な意見なので
味の違いに関しては人それぞれだと思います。

このブログはあくまで参考で
浄水器を買いなさい、というものでもありません。





抗菌セラミック機能は
衛生面的に良い機能です。





カートリッジから吐水部までの間は
ろ過された水(塩素が抜けた水)で詰まっているため
雑菌が湧きやすくなるため
使うときに捨て水をしてから使って下さいと
なっていますが抗菌セラミックのおかげで
タカギの浄水器は毎日使っているなら
捨て水は不要となっています。





ちなみにLIXILの浄水器は
カートリッジのろ材の材料自体に
セラミックを使っていて抗菌効果が期待できます。





ただエンドユーザー向けの
LIXILが出している浄水器ハンドブックなる
冊子は正直ユーザーフレンドリーでは無いのが残念です。





“ろ過流量”に関しての記載が全くないのが
良くない所です。





どのメーカーも基本的に
ろ過流量の記載は有りますが
何故LIXILは書かないのか。
そこも浄水器を選ぶ際の1つのポイントになるので
ユーザーの事を思うなら書くべきですね。





タカギと比べるとスパウトインは
LIXILの方がろ過流量は低いので
書きたくないのかもしれませんね。
(普通の水栓金具カタログには書いてあるので
こちらを参考にしましょう。)





浄水器部無償交換
これは特に書くことは無いですね、
シンプルにありがたいサービスです。





ちょっと前までは
5年ごとに交換でしたが
よく浄水を使う人とそうでない人でも
交換頻度が同じになるため
浄水カートリッジ12回ごとの
サービスへと変更になりました。





以上がタカギの浄水器の
特色、強みですね。





後はスパウトインタイプの
浄水器における“デザイン”ですが





そもそもスパウトインタイプは
読んで字のごとく浄水カートリッジを
スパウト(水栓金具の首の部分)に
入れる方式の為、アンダーシンクタイプと比べて
物理的にデザインに制約が発生するので

単純にデザインを最重視するのなら
水栓本体に制約のない
アンダーシンクタイプの方が
優れています。





カートリッジがスパウトインの場合の
主な制約としては...

・カートリッジをスパウトに入れる為
 スパウトが太くなる

・カートリッジの形状が
 円形(真っすぐ)になるため
 スパウト部分が長くなり
 取り回しに難が出る。

分かりやすい例で行くと



弊社相談ルーム展示の
日本トリムのグラシアだと
カートリッジがアンダーシンク型で
水栓の形状に制約が無く
Uの字型のデザイン(グースネック型)

カートリッジが無いためスパウト(吐水部)が
小さく出来る為小回りが聞いて取り回しが良いです。





後はデザインとは関係ありませんが
ろ過流量や総ろ過水量が
アンダーシンク型の方が
多かったりとその辺ですね。





スパウトインタイプは
物理的にデザインに制約がでたり、
ろ過流量が低くなる
デメリットがありますが





タカギはその中でも
個性的なデザインの水栓を出したり
ろ過流量が他のメーカーよりも
高かったりと頑張っているメーカーなので
弊社の場合はスパウトインタイプの
複合水栓型の浄水器がよいという
お客様にはタカギを提案しています。





もちろん、選ばれるのは
お客様なのでLIXILやTOTOの
浄水器の方が良いという
お客様でも大丈夫です。





オーダーキッチンなので
どのメーカーの浄水器だろうがOKです。

規格キッチンメーカーと違って
取り扱えるビルトイン機器に
制約が無いのがオーダーキッチンの良い所ですね。





では最後に、ブログの最初の方にも書いた
タカギと外国メーカーがコラボした
浄水器の紹介もしておきます。





タカギとハンスグローエの
コラボレーション商品の

Allegro(アレグロ)です。






この商品は基本的に
カタログやホームページでは
紹介されていない商品になります。

高級マンションなどに
使われていて
一般的に流通していませんが
弊社はタカギさんとも
“キッチンメーカー”として
取引がございますので
取扱いが可能です。





スパウトインタイプは基本的に
蛇口の形状がストレートになりますが
(カートリッジを入れる為)

アレグロは全体的に楕円状で
デザインにストレートな部分が有りません。





これは新規開発のカートリッジのおかげで
カートリッジが楕円状になっています。
(特許出願中みたいです。)





この特殊なカートリッジのおかげで
アレグロは他のスパウトインタイプの
浄水器とは違う特殊なデザインになっています。





ということで
カートリッジはアレグロ専用品になります。





実は、グースやコンバージェンスも
カートリッジが専用の物になっています。





高性能除去カートリッジで比べると
クローレとスタンダードはJC0036ST

コンバージェンスがJC0066

グースがJC0046

アレグロがJC0076

となっています。





これらはどれも形状が
他とは違う形なので
カートリッジもそれに合わせて
専用の物になっています。





なお、除去物質数が13+2の
カートリッジがあるのはタカギでは
クローレとスタンダードだけなので
13+2が欲しい方はこのどちらかにしましょう。





アレグロの水栓金具の
話はここまでで
“浄水器”としての性能を
所を見てみましょう。





選べれる浄水カートリッジは
1種類のみで除去物質数は12

他のスペックは
ろ過流量が3.0ℓ/分

総ろ過水量が900ℓです。





除去物資数は12で悪くありません。
選べる種類が1つだけなのは少し寂しいです。





ろ過流量3.0ℓ/分
こちらも悪くありません。
というか他のメーカーより高いので優秀です。





総ろ過水量は900ℓ...
900ℓ...なんです。





ここがアレグロの最大のウィークポイントです。

これまでのブログでも書きましたが
スパウトインタイプの総ろ過水量は
基本的に1200ℓです。





一般的なスパウトイン用の
カートリッジと比べて
総ろ過水量が4分の3です。





そして金額が他のタカギの
カートリッジと同じで
¥3700(除去物質数12)なので
実質的には高いです。





まあこちらは
カートリッジが特殊な形状になるので
難しかったんだろうと思います。





総ろ過水量においては
少し残念な所もありますが
タカギとハンスグローエがコラボした
アレグロは唯一無二の浄水器なので
スパウトインタイプの浄水器で
個性的なデザインが好きな人は
一考の価値有かと思います。








ではこれからは
個人的な趣味全開で
おもしろい水栓金具を紹介します。





メーカーは先ほども出てきた
ハンスグローエです。





グローエとは別メーカーです。





アディダスとプーマの様に
兄弟で別れた会社です。





元々ハンスグローエがあって
そこから兄弟の片割れが辞めて
グローエを立ち上げました。
(多分この認識で合ってたはず...)





グローエの方が日本では
有名な感じですね。





グローエももちろん好きですが
個人的にはハンスグローエの
強烈な個性が好きです。





個人的に大好きなこの水栓金具






吐水口の所が
ハンマーヘッドシャークみたいで
個性が溢れまくっててすごい好き。





個性に溢れてるんだけど
この形状って凄い持ちやすくて
デザインだけではない
使いやすさも考えられていて
ハンスグローエ、凄いなって
素直に尊敬できます。





特に品番72823004は
シャワーと整流の切り替え機能と
吐水もスパウト部でコントロール出来て
金額も定価で¥89900と意外にリーズナブル。





もし浄水機能があれば
自分の家に付けちゃいそうです...





もちろん、弊社のオーダーキッチンに
組込可能なので興味のある方は是非。





(私も好きなので)喜んで対応させて頂きます。















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