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2022年11月22日火曜日

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ GIGAスクール構想のパソコンのスペックが低すぎる

こんにちは

広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です




----- スタッフのマニアックブログ -----





最近、巷で話題のGIGAスクール構想。。。
良い意味でも悪い意味でも話題になってる気がしますが悪い話題の方。。。


さんざん、色々な人が言ってますが
推奨されるパソコンのスペックが低すぎる、、、という問題点。



一例としてブログに書きました👇











①Microsoft Windows 端末
仕様
OS Microsoft Windows 10 Pro 相当
CPU Intel Celeron 同等以上 2016 年 8 月以降に製品化されたもの
ストレージ 64GB 以上
メモリ 4GB 以上
画面 9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望ましい)
タッチパネル対応


②Google Chrome OS 端末
仕様
OS Google Chrome OS
CPU Intel Celeron 同等以上 2016 年 8 月以降に製品化されたもの
ストレージ 32GB 以上
メモリ 4GB 以上
画面 9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望ましい)
タッチパネル対応



となっておりますが....
Windows OSを搭載したパソコンではまともに動かないスペックだと思います。
chrome OSの場合、OS自体が軽いしオンライン作業がメインなのでWindowsよりかは軽いのですが....
chrome OSを搭載したchromebookの方が同じ低スペックでもまだ動くのでGIGAスクール構想で人気です。GIGAスクール構想でのシェア率もchrome OSが一番ですし。
限られた予算の中で一番サクサク動くのでchromebookが人気なわけですね。


話を戻してメモリ4GBについて....


現行で最新のOSはWindows11ですがCeleronでメモリ4GBだとまともに動きません(2回目)
OSバージョンが上がればメモリ使用量も多少増えますし。
何もアプリなどを入れていなければメモリ4GB以下で行けるでしょうがパソコンを使っていく以上は何かしらのoffice系のアプリやらなんやらを使っていくわけでそうなるとメモリ4GBだと足りません。
メモリ4GBのパソコンの場合それだと何もできないので頑張ってメモリを抑えて4GB以下にしているわけですね。
パソコンが常にどれほどメモリやCPUを使用しているか気になる方は『タスクマネージャー』を起動すれば分かります。開いているブラウザなどをすべて閉じた状態で調べるとパソコンの電源が入っているだけでどれだけ使っているかが分かります。


この間、会社のパソコンを購入した所とも話しましたけどメモリ4GBは今時論外だよね~と話しました。やはり最低8GBでSSDが良いです。


ちなみに、会社のパソコンで試してみた所メモリの使用量は4.5GBでした。(ブラウザやアプリ等をすべて閉じた状態)
普通に4GB超えています。実際にはバックグラウンドで動いているアプリ等が有りそれらがメモリを常に消費しています。OSもメモリを消費しますし。
入っているアプリなどによって使用量が変わってくるので一概には言えませんけどね。我が家のゲーミングPCは常にだいたい6GBくらい消費しています。時間が経つと8GBいく時も有りますし。(流石に重いんでタスクキルとかしますけど)
この時代、8GBが最小限で4GBはもう『論外』な時代に入ってきたと思います。
8GBでも足りないと言われてきて16GBが標準になってきた時代なのかもしれません。
変則的ですが4+8の12GBも結構好きです。まず市販品では見かけない構成ですが。


なのでGIGAスクール構想のメモリ4GBっていうのは低すぎるんですよね。
せめて8GB以上にすべきだと思います。


パソコンの性能の見方としては☟


こちらを読めばだいたいわかるかと思います。
超ザックリなので気になる人はもっと深く調べてみましょう。
沼にハマっていきます。。。
GHzとかコア数、スレッド数とか...色々有りますよね。





メモリの話はこれくらいにして
次はSoC(CPU)ですね。人間で言うと頭脳です。
どれだけパソコンの頭が良いかって事ですね。


CPUがCeleron(セレロン)....
せめて最低でもPentium(ペンティアム)くらいじゃろうとは思いますが...
CeleronもPentiumもIntel(インテル)のCPU(SoC)のブランド名です。

インテル、入ってる。


性能順に並べますと...

一般的に広く認知されているのがIntelのcore iシリーズ
core i9>>core i7>>core i5>>core i3 という性能順です。
数字の大きい順に性能が高くなっていきます。


AMDのRyzenシリーズも有りますが話が更に長くなるので今回は飛ばします。


PentiumやCeleronは更に下の最低限のグレードで
core i3>>超えられない壁>>Pentium>>Celeron という順番です。


まあ見てわかるようにCeleronは本当に最低限の性能です。


そもそも大前提としてGIGAスクール構想に使われるパソコンは
『デスクトップ型』ではなく『ノート型』です。(仕様書を見る限り)


同じCPUでもノート向けとデスクトップ向けでは性能が違います。
ノートPC用CPUの方が性能が低いです。
なので同じCeleronでもデスクトップ用の方が性能が高いです。
GIGAスクール構想の問題としては性能が低いノートPCなのに更に低レベルのCeleronにしている所がそもそもの間違いです。デスクトップならまだマシなんですけどね。
低レベル×低レベルなわけですから。
会社のパソコンはデスクトップ型第6世代のcore i3(最新は13世代)で7世代前になり、だいぶ古臭くなってきましたがそれでも、普通に最新のノート型Celeronより性能は高いですからね。


最後に、、、ストレージ です。
仕様書を見る限りWindows OSで64GB以上、chrome OSは32GB以上となっています。
うーん、やっぱりほんとに最低限中の最低限です。
chrome OSは基本的にオンライン作業、データはオンライン上に保存(Googleのクラウドサービス、Googleドライブ)なのでWindowsより少ないわけです。


スマホにしろパソコンにしろ常識ですが書いて有るストレージ全てが使えるわけでは有りません。OSなどの絶対に必要なデータがあるからです。
Windows11proをクリーンインストール(メーカーなどの余計なアプリが何も入っていないまっさらな状態)した人のブログを読みましたがクリーンインストールした状態で21.7GBストレージを消費しているようです。
最低でも21.7GBは絶対に使用できません。



まっさらな状態で使う事は現実的では無いので今ブログを書いて有る会社のパソコンで調べてみます。


OSやパソコンを快適に動かすための容量として☟


約57.7GB 必要だという事です。

パソコンに入れているアプリなどに変わってくるので一概には言えませんが仮に64GBのストレージ容量だとしたらほんとにかつかつです。
約9割ものデータを使っているわけなので。


外付けSSDに移せるデータは基本的に移しているわけで本当のデータ容量はもっと多いです。学校で使う場合、外付けは使わずにOSが入っているローカルディスクと兼用で使うのでしょうから余計にローカルディスクの容量はゆとりを持たせるべきなんですよね。かつかつになると動きが遅くなるので。


ストレージは足りているから良い、と言うわけでは無く
ギリギリだとパフォーマンスに影響を及ぼしたりストレージの寿命などにもかかわってくるので一般的には25%は空けておくのが望ましい、と言われています。


理想を言うと50%、つまり半分は空けておいた方が良いらしいとの事。
これはメモリも同じ話でゆとりがあった方が良いです。なので余計にメモリ4GBは少なすぎるのです。ゆとりができる所か常にギリギリ、というか足りないので4GB以下に無理矢理抑えているので。


パソコンは電源を付けて何もしないわけはなく何かしらのアプリ等を開いて作業をするわけなのでそのアプリを保存するためにストレージが使われていくのでやはり64GBは低すぎると思います。


色々な方が言われていますがやはり、最低128GBは必要なのではないでしょうか。


ストレージの容量に対して書いてきましたが次はストレージの種類です。


仕様書にはストレージの種類までは明記されていませんでしたがパソコンがまともに動作する(サクサク動く)うえでストレージが何かによって変わってくるのでここも欠かせません。


一般的にパソコンに使われるストレージはHDD、SSD、eMMC の3種類が有ります。


単純に速度比較をすると
SSD>>eMMC>>超えられない壁>>>>HDD となります。


SSDやeMMCは両方ともNAND型フラッシュメモリを使っていますが
HDDは磁気ディスクにデータを読み書きするという仕組みなので物理的にデータを読み書きする為、駆動音が出たり読み書きに時間がかかります。


なのでデータの読み書きはSSDやeMMCが圧倒的に早いわけです。
両方ともHDDに比べれば高速ですが仕組みの違いでSSDの方がより高速な読み書きを実現しています。


eMMCはSSDより小さいのでスマートフォンなどにも多く使われてきましたが求められる性能に対してeMMCの性能が限界に達してきたためより高速なUFSが普及してきました。
スマホのスペックを見ればUFS3.0 など明記しているメーカーも有ります。


数は少ないですがeMMCでは無くUFSのノートパソコンも存在します。


仕様書を見る限りではストレージの種類に付いて明記していないのが残念なポイントです。
ただでさえ低いスペックなのに更にストレージがHDDなら余計にモッサリしてしまいます。
理想はSSDですがせめてeMMC以上にすべきだと思います。


メモリ4GBでCeleronでHDDのパソコンが有ったら地獄です。
口が悪い人なんかに産業廃棄物とまで言われていますが、まあそういわれるだけの事は有りますね。悲しい事ですが。


ストレージは容量、規格で考えた時に
128GB以上かつ、eMMCまたはSSD は最低でも欲しい所です。
出来ればSSDが良いですね。


HDDのトップメーカーの米国Western Digital(ウエスタンデジタル)でさえフラッシュメモリ(SSD)に強みを持つ米国SanDisk(サンディスク)を買収したように時代はHDDからSSDに変わってきています。










ここまでメモリとCPU、ストレージの事を書いてきました。
全てが足りない、まともに動かないスペックだと書きましたが実際にはどうなんや?と思いますので私の体験談を踏まえて説明していきます。



会社のパソコンの場合

デスクトップPCなのでCPUもデスクトップ向けでノート向けより性能が高いです。
CPUはIntel core i3(第6世代) メモリ4GBでした。
CPUは軽い作業ならまだまだ戦えるんですがいかんせんメモリが4GBと低すぎて動きがかなりモッサリしていました。
メモリが少なすぎてCPUの性能を活かしきれずにボトルネックになっています。
余りにもしょぼすぎるのでメモリを8GB増設して4+8の合計12GBにしました。
これでパソコンがかなりサクサクになりました。
最新型Celeronよりまだまだ性能が高いCPUを使っていてもメモリ4GBだと全然ダメだという事です。
そしてストレージがHDDなのも問題でした。
せっかくメモリを増強してCPUの性能を活かせれてもそのデータを読み書きするのがHDDなのでここで時間がかかってしまいます。
なので外付けSSDを買ってきて移せるデータは全てHDDからSSDに移行しました。
とりあえずこれで考えうるパソコンの高速化は出来たのでとりあえずはこれで仕事しています。
本当はローカルディスクのHDDをSSDにしたいんですがOSのクローンとかあるし流石に会社のパソコンでやるのは怖いですからね。
いつかはね、やりたいね😄


なお、SSDにして一番感激するのはパソコンの立ち上がりの速さです。
古いパソコンになってくると電源入れてからまともに動くようになるまで10分以上かかるとかざらに有りますがSSDに変えると立ち上がりが爆速になります。
OSの保存先がHDDからSSDになったからです。




さて、続いては
私が個人用に初めて買ったノートPCの場合


CPUはPentium  メモリ4GB ストレージはSSDで256GB でした。


この頃はまだあまり詳しくなくてSSDにはしたんですがCPUはケチってPentiumに、メモリは4GBにしました。


今の自分から見ればこりゃいかんでしょと気付くもんですが当時はこれで充分戦えると思っていました。
でもこのスペックって普通にGIGAスクール構想の最低限のスペックよりかは性能が高いんですよね。
CPUはCeleronでは無く1つ上のPentiumですしストレージはHDDやeMMCでは無くてSSDなわけですから。


で、結局どうなったかと言うと...


SSDなのでパソコンの立ち上がりとかは会社のHDDを使ったパソコンよりかは早くそこは嬉しいのですがいかんせんCPUとメモリの貧弱さが際立ちました。


普通にExcelとかいじっててモッサリする時点でああ、こりゃダメだと気付きました。
CPUはもう変えれないので考えうる最善の手としてメモリ増設をしました。


この時はほんとに勉強不足でメモリの増設も近くの家電屋さんに行ってやってもらいました。


本当は、自分でやってメモリも自分が選んだメーカーを使いたかったんですが家電屋さんで頼むと選べれないんですよね。
メモリスロットに空きがあったので8GBを増設して4+8GBになり合計12GBになりました。


現状、12GBってかなり絶妙な構成で8GBだと足りないかもしれない、16GBだとオーバースペックになりがちな所の中間になるわけです。
メモリの増設は基本的に同容量が常識で4+4や8+8、16+16が普通なので4+8は邪道でも有るんですが4+4の8GBよりかは良いですからね。(違う容量同士なのでデュアルチャネルは使えませんが)


メモリが増えたことにより、OSやバックグラウンドアプリがメモリを消費しても充分にゆとりが出る構成になり更に高速化をはたすことが出来ました。


でもやっぱりちょっとでも負荷の高い作業をすると重くなります。
最終的にはやはりCPU性能の低さが足を引っ張ります。


せめて少しでも予算を上げて1つ格上のIntel corei3にしとけば良かったと非常に後悔しています。
結果的に現在はデスクトップのゲーミングPCを購入した事も有りリビングの端っこに埃を被って封印されています。
時々、事情が有ってデスクトップPCを開けない時にこっちを起動することが有るんですがだいぶ放置してるので毎回システムアップデートが入ります。
そしてCPUが貧弱なのでWindowsのシステムアップデート中はCPU使用率が100%になり他の作業がまともに出来なくなります。



メモリの容量も大切なんですがCPUの性能の高さもやはり大事です。
そして、その2つが揃っていてもストレージがHDDだと結局遅くなるので
SSDや最低でもeMMCのストレージにする必要が有ります。


この3つが揃って初めて快適なパソコンになるわけです。




GIGAスクール構想で想定されているパソコンのスペックは低過ぎるのでほんとに改善してあげて欲しい物です。


現場ではやはりスペックが低すぎるとの声も当然あるようで☟☟☟



分かり切った話ですが今時はみんなスマホを持っていますし普通のスマホより性能が低く使い勝手が悪いパソコンを誰が使うんだという話ですね。



特に日本で大人気のappleのiPhoneは本当に高性能です。
iPhone専用にappleが設計したSoC(CPU)のAバイオニックシリーズを世界最大にして最高峰のノウハウを持つ半導体製造のTSMCが作っているわけなのでそりゃ高スペックにもなるのは当たり前です。
全体的にスマホの性能が上がってきた中で性能がかなり劣るパソコンを使わせるのは酷です。


困らない最低限のレベル....
Intel Core i3(第10世代以上...最新は第13世代)
メモリ 8GB 以上
ストレージ SSD 128GB 以上


これくらいは必要。。。特にノートパソコンの場合はデスクトップよりSoC(CPU)の性能が低くなるのでなおさら。


これが『最低限』なのでこれ以上が良いと思います。



上記が普通に使う上で最低限の性能だとは思いますがGIGAスクール構想の場合、動画編集などもやりたいという事が書いてあるので無理が有りすぎるでしょと思いました。まだエイプリルフールじゃないんですが。



子供達が快適に勉強出来る環境にしてあげて欲しいですね。







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