広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
前回のブログ ガスコンロの豆知識(SIセンサーコンロとはなんぞや?)
の続きになります。
前回のブログでSIセンサーの
大まかな説明をしましたが
今回は深く掘り下げていきます。
SIセンサーコンロの機能のおさらいですが
・国の安全基準
・業界の安全基準
・メーカー独自の安全機能や便利機能
の3つがあります。
今回は
・国の安全基準
・業界の安全基準
この2つを掘り下げていきましょう(*^-^*)🌞
1つ目の国の安全基準には
2つの安全機能が付いています。
・調理油加熱防止装置
・立消え安全装置
この2つを付けるように
義務付けられています。
「調理油過熱防止装置」とは、
日本工業規格(JIS) S2091「家庭用燃焼機器用語」にて
「こんろで調理する天ぷら油などの
加熱による火災を防止する安全装置」と定義され、
調理油が自然発火する約370℃に達する前に
センサーが働き自動的に
ガスを止める装置(250~300℃で止める。)
(経済産業省の資料から抜粋)
つまり揚げ物などをする時に使う
天ぷら油を加熱しすぎて発火する前に
センサーが自動的に働いて
ガスを止めてくれる(火を消す)
安全装置という事ですね。
「立消え安全装置」とは
煮こぼれや風などで、万一火が消えても
自動でガスを止める機能です。
(リンナイ Q&Aより抜粋)
つまり何らかの原因で火が消えた時に
自動でガスを止めてガスが充満するのを
防いでくれる安全装置ですね。
両方とも絶対に有って欲しい
機能です(*^▽^*)
では次に
業界の安全基準(リンナイ)
上記の国の安全基準+下記の機能
・コンロ消し忘れ消化機能
・グリル消し忘れ消化機能
・高温自動温度調節機能
業界の安全基準(ハーマン)
上記の国の安全基準+下記の機能
・消し忘れ消化機能(コンロ、グリル共)
・早切れ防止機能
言葉は違いますが両社とも
同じ安全装置が付いています。
リンナイは消し忘れ消化機能を
コンロ、グリルを分けて明記してるので
分かりましたが
ハーマンは消し忘れ消化機能だけの
明記だったのでコンロはともかく
グリルもついているのか確認しました。
“業界”の安全基準と書くのなら
言葉も統一しておいて欲しいですねぇ(*´з`)
消し忘れ消化機能とは
一定時間が経過すると
コンロ・グリルが自動でガスを止めて
消化する機能。
高温自動温度調節機能(早切れ防止機能)とは
温度が約250°になっても消化せずに
自動で火力を調節する機能。
これらの機能が標準で付いている
安全装置と考えてよいと思います。
後はメーカー独自の安全機能や便利機能が
付いてくるようになります。
メーカー独自と言っても
ガスコンロに欲しい機能や
あればもっとうれしい安全機能として
考える事は両社同じなので
似たような、あるいは同じ追加機能に
なってきます。
次回のブログで
メーカーのSIセンサーコンロの基準の
事を書きます。
今回相談ルームに来られたお客様は
はたしてガスコンロのどの安全機能を
求められていたのでしょうか。
続きは、次回。
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