こんにちは
広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
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自分の趣味全開で始まったブログも
part.4まで来ました。
今回は
ジャニス工業 のタンクレストイレを紹介します。
(会社名からジャニス公式HPに飛べます。)
前回のブログでも紹介しましたが
タカラスタンダードにトイレを卸したり
LIXILの一部トイレの製造を担ったり
洗面ボウルをメーカーに卸したり と
衛生陶器メーカーとしての強みを生かして
OEMも行っているジャニス工業です。
OEMとは...
他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。 日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。
ジャニス工業のタンクレストイレの特徴は
何といっても
他の『陶器製』タンクレストイレと比べてお求めやすい、という点です。
その分、削られている機能が有りますが必要な機能はそろっています。
なので、ジャニスのタンクレストイレが向いている人は
・余りお金を掛けずにタンクレストイレを採用したい方や
・パナソニックの樹脂製トイレ(低~中グレード)を検討している方は
(パナの樹脂製タンクレストイレはTOTOやLIXILの陶器製と比べて金額がお求めやすいので)
一考の価値があるかと思っています。
ジャニス工業の詳しいトイレの紹介は
また別のブログでしっかりやる事にして
まずはジャニスのタンクレストイレの重さ、見ていきましょうか。
ジャニスのタンクレストイレと言えば
スマートクリン シリーズです。
便器寸法は 縦×横×高さ
360×630×385H となります。
便器寸法だけで行くと
サティスSより少し大きいくらいですが
コンパクトモデルのタンクレストイレになります。
(機能部を含めると奥行きが最短のタンクレストイレ)
形的にはサティスSの様に
シャープで攻めたデザインでは無く
なめらかで流線型のフォルムです。
そう、まるでネオレストみたいな...
というかデザイン、似ています。
スマートクリンⅡからアップグレードして
現在のこの形になった時に
真似したね~って話をした思い出が有ります。
肝心の便器重量なんですが....
すみません、ジャニス工業のホームページを
くまなく見てもありませんでした。
ですが、、、
前のブログからも散々書いていますが
私は以前の職場で住設やエクステリアを
販売している商社に務めておりまして
配送なども自分でやっていたので
私の腕が、腰が、上腕二頭筋が
トイレの重さを知っています。
私の記憶によると
LIXILのトイレ(サティスS系列)とあまり変わらないくらいでした。
やはり、TOTOは別格の重さ(密度)です。
承認図を見る限りでは
サティスSの様に後ろが大きくえぐれた
特異な形状をしているわけでは無いので
サティスSと同じくらいか重いくらいかなと
考えております。
(トイレの絞りがサティスSの様にキツイわけでは無いのでスマートクリンⅢの方が重そうなんですが....どうなんですかね。)
いずれにせよサティスGやネオレストの様な
重さでは無いです。
ですが『陶器製』便器らしく
一定以上の重さはあるトイレです。
そう、『陶器製』である事が重い便器としての証明になると言えるわけです。
つまり、樹脂製トイレである
パナソニックのアラウーノは
私の中では評価が低いという事です。
これはあくまで『個人的な』考えなので
決してダメとかそういうわけでは無いので...
ちなみに、
タカラスタンダードではジャニスのトイレを
『ティモニ』という名前で販売しています。
ですが
タンクレストイレ 『スマートクリン』に
該当するトイレは販売していません。
ジャニスで言うと『ユニクリン』までですね。
業界関係者の方は分かると思いますが
タカラが質実剛健なメーカーだからかと思っています。
『タンクレス』トイレは
タカラの考え方とは合致しないのだと思います。
私も個人的には 『トイレ』として考えるのならば
昔ながらの組合せ式トイレ 『タンク付き』トイレが
一番良いと思っています。
特にメンテナンス性や安定性の面ですね。
水道直圧式のタンクレストイレより
タンクから水を送るタンク式の方が
どんな場面(階数)でも使えますし。
メンテも基本的に温水洗浄便座や
タンクの中をいじるだけなので
費用も安く済みます。
地場の水道屋さんでも修理が出来るのが
タンク付きトイレです。
対して基本的にタンクレストイレは
メーカーと契約している専任のメンテ店でないと
修理できない事になっています。
早い場合だと壊れた当日に
修理できるのがタンク付きトイレの凄い所です。
だいたい、原因はボールタップやフロートゴムなので
やろうとすれば自分でホームセンターに買いに行って
直す人もいるくらいです。
タンク、便器、便座が
それぞれ独立しているわけなので
どこかが壊れてもその部位を交換すれば
良いのがタンク付きトイレのメリットです。
便器が壊れる事はほぼないので
便座だけ交換、とかタンクの中の部品を交換、、てな感じですね。
タンクレストイレの場合だと
便器と機能部 という風に分かれますので
最悪の場合 機能部まるごと交換 という事が
あるのが怖い点ですね。
修理費が高くなりやすい、というのが
タンクレストイレのデメリットでもあります。
長々と書きましたが
それを差し置いてもタンクレストイレの
スッキリ感、デザイン性というのは
高いわけなのでこれからもタンクレストイレは
発展していく事になると思います。
私が個人的に新築のトイレとして考えるならば
トイレは2か所にして
1つはタンクレストイレ(メインに据える)
もう1つをタンク付きトイレ(サブとして使う)
にするのが良いかと思います。
最近はこの2つの中間の様な存在として
タンク付きトイレでありながら
タンクレストイレの様な
『一体型』が流行っていますね。
個人的には組合せタンク付きトイレの
メリットを損なってしまうトイレなので
余り好みでは無い部類に入ります。
ですがLIXILのプレアスや
TOTOのGGは一体型のタンク式ですが
デザイン性はタンクレスっぽくて
金額的にもタンクレスよりお求めやすく
中々いまのニーズに合った上手い商品で
初期費用は安く済むわけなので....
どうなんですかね。
悪くない商品だなと思いつつ
タンクレスにするか
タンク付きの組み合わせにするか
どっちかに絞る(振り切る)方が
良いかなって思ったり...
結局、タンク付きの一体型にすると
便器+機能部(温水洗浄便座+タンク部)
になるわけなので
バラバラの方がもし最悪丸ごと取替になっても
タンクだけ、便座だけとなり
安く済むであろうという考え方です。
(地場の水道屋さんや極論、自分でも直せるというメリットが有ります。)
見た目的には便座部とタンク部が
一体になってスッキリするという
メリットもあるので
要は自分の考えに有ったトイレが
あなたにとって最良のトイレと言う事ですね。
今回のブログは
ジャニス工業のタンクレストイレの
重さを紹介しましたが
それだけだと短くなるので
(そもそもデータが無いので)
タンクレストイレ、タンク付きトイレに
関してちょっと語ったブログになりました。
トータルで結構長くなりましたね。
次のブログは
とうとう、トイレ界の黒船、
トイレ界の風雲児、ニュージェネレーション
パナソニックのアラウーノ を紹介しようと思います。
トイレの選び方、外伝として
ジャニス工業の紹介ブログも書く予定です。
アラウーノは樹脂製トイレであるように
従来のトイレとは設計思想から違う一線を画す
トイレでも有りますので面白いトイレで有ります。
『従来のトイレ』とは違う事が
良いのか悪いのかは分かりませんが
すっかりトイレ三銃士と言えば
TOTO、LIXIL、パナソニックに
なってしまった感があるので
ジャニス工業がますます
注目されなくなり、少し寂しい所です。
業者の方でもジャニス工業を
知らない方がいるのも
何とも言えないです。
何はともあれ
ひいき目なしにちゃんとアラウーノを
紹介しようと思いますので
次回のブログもお楽しみに!
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