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2021年5月18日火曜日

広島でオーダーキッチンならDAIDAへ ~ トイレは“重さ”で選ぶ ~タンクレストイレ編~ ⑤

こんにちは



広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。









3回目のブログ


4回目のブログ





※私の個人的主観がだいぶ入っていますので
 あくまで参考程度にお願いします。



自分の趣味全開で始まったブログも
とうとう第5回まできました。

このブログでひとまず完結です...

今回は家電メーカーとしても有名な
パナソニックのタンクレストイレを紹介します。


パナのトイレと言えば 『アラウーノ』 ですが
再三、書いてきた通り『樹脂製』トイレになります。

なので陶器製よりは当然軽いので
このブログの趣旨で言えば
あまりお勧めしないトイレは
アラウーノ、という結論になりますが
これはあくまで1つの見方なので、、、
そういうことでお願いします。



では、アラウーノの便器の重さを見ていきます、、、が

この画像を見れば一発で分かります。




これはアラウーノのカタログから抜粋しました。


逆転の発想というべきか、
パナソニックの場合は
逆に『トイレが軽い』という事を売りの1つにしています。


こういう所はパナソニックさんは
商売上手というか従来の発想に囚われずに
新たな市場を切り開くのが上手いです。

今回のトイレでもそうで、
元々パナソニックも陶器製トイレを販売していました。

確か、前回のブログでも紹介した
ジャニス工業のトイレを仕入れて販売していました。

...全部が全部ジャニスでは無くて
ジャニス製(OEM)と自社製の両方が有ったんだと思います。
いずれ詳しい人にもっと教えて貰いたいですね。


ですが水洗トイレの市場は円熟し
TOTOとLIXIL(INAX)の2強状態。

このままではいつまでも勝てないと
陶器製トイレの販売を止め
自社の強みとする樹脂(スゴピカ素材)を
使用したアラウーノシリーズを販売しました。

従来のトイレ業界は
便器は陶器が当たり前
タンクレストイレは高いのが当たり前
でしたが

それら2つを一気にぶち破りました。

そしてお求めやすい金額もあり
一気にタンクレストイレのシェアを
奪ってしまいました。


トイレ全体のシェアは今でも
TOTOとLIXILの圧勝ですが
『タンクレストイレ』だけで言えば
販売台数はアラウーノが逆転していたような...

だからと言って
アラウーノが一番優れたタンクレストイレ、というわけでは
もちろん無いんですけどね。

ハンバーガーやコーラが
世界で一番の食べ物、飲み物では無いのと同じことで。

1番は人それぞれですからね。
答えは無いです。



本題に戻って便器の重さを見ていきましょう。
『便器』単体の重さは書いてないので

トイレ1式の重さで見ていきます
1式全部でも20kg以下、という驚異の軽さを誇ります。


グレード毎に見ていきますと

アラウーノV・手洗無しが13kg
アラウーノV・手洗付きが18kg

アラウーノS160が18kg

アラウーノL150が20kgと19kg


アラウーノシリーズの重さは13~20kg
陶器製タンクレストイレ1式の重さと比べると
なんと約1/2以下と圧倒的な軽さです。


参考までに

TOTOのネオレスト(RH,AH,DH)の
便器の重さが約36.3kg

LIXILのサティスGの
便器の重さが約36.0kg

サティスSの便器の重さが約24kg

になります。

便器の重さだけで見ても
約1/2です。

ネオレスト、サティスGの『便器』の重さ1台分で

ネオレストS160(1式)の2台分の重さです。

サティスSは特殊な形状で体積が少ないので
余り参考にはなりづらいですね。
(便器24kg+機能部12kgで合計36kg)


トイレを陶器で作らずに
樹脂で作るとここまで軽くなるみたいです。

特にアラウーノV(手洗無し)の
1式の重さが13kgというのは目を引きますね。


その軽さのおかげで
商品を搬入する人、特に運送会社の
配達員から絶大な人気を誇るトイレです。

多分、ぶっちぎりで1位です。

逆に配達員から嫌われるトイレはTOTOだと思います。
理由は当然、重いから。


私も前の会社で現場搬入しましたが
本当に搬入が楽で腰に優しいトイレでした。

当時、LIXILとパナソニックのトイレは
福山通運さんが会社まで納入してくれていました。

その時に、珍しくパナソニックのトイレを発注して
持って来てもらった時に
けっこう仲の良かった福山通運の配達のお兄さんが

『このトイレ、めっちゃ軽いね!』
『今度からこのトイレだけにしてよ(笑)』

って冗談交じりに言われたことが有って
今でも印象に残っています。


軽いからって簡単に壊れたりする事は無いと思いますが
(ここまで普及しているし)

タンクレストイレの中でも
結構、好き嫌いが分かれるトイレですね。


全部が全部そうでは無いんですが
ネオレストやサティスと言った
タンクレストイレよりかは
お求めやすい金額になったおかげで
普及してきた面もあると思うので

それならば個人的には
『陶器製』タンクレストイレの
ジャニス工業のスマートクリンⅢも
良いんじゃないかなって思っています。

金額的にもジャニスはお求めやすいですからね。

是非比べてみて欲しい所です。



どうしても便器が樹脂製という事も有り
人によっては賛否両論あるトイレでは有りますが

間違いなくトイレ業界の歴史の中でも
エポックメイキングなトイレですし

便器の汚れにくさ、という点において
便器本体の性能を最重視したTOTO、LIXIL(ジャニス)と違って
別角度からのアプローチ(バブル洗浄)を試みたメーカーです。

まさに目から鱗な考え方でした。

陶器製便器にプライドがある故に
TOTOやLIXILでは思いつかなかっただろう方法です。

と言っても上記メーカーからすれば
便器表面の平滑性や親水性が高いので
(セフィオンテクトやアクアセラミック、Gコート1200などの便器表面の処理技術)
そもそもバブル洗浄など要らない(必要無い)
とも言われていますが...


ある意味で今一番おもしろい
トイレメーカーかも知れません。


これからのトイレ業界がどう変わっていくかが楽しみです。









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