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2022年10月24日月曜日

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ BALMUDA(バルミューダ)のスマホがグッドデザイン賞を受賞!?

こんにちは

広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です



個人的に最近一番理解に苦しむニュースです。




BALMUDA(バルミューダ)のNewsに載っていましたが☟






1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン賞「グッドデザイン賞」にて、下記3製品が2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。

・BALMUDA The Brew(オープンドリップ式コーヒーメーカー)
・BALMUDA The Cleaner Lite (ホバー式クリーナー)
・BALMUDA Phone (5Gスマートフォン)



と書いておりましたが....


個人的にはおいおい、冗談じゃろと思いました。
今日はエイプリルフールじゃないですよ。
クリーナーやコーヒーメーカーに関してでは無いです。


問題なのはスマートフォン、BALMUDA phone(バルミューダフォン) です。


正直に言って....
私が触れてきたスマートフォンの中で過去最高に最悪なスマホだと思います。
(もし使われている人いたらごめんなさい。)


会社のブログでこういう事書くのは良くないんですが
私が怒りを覚えているのはグッドデザイン賞 の方です。


グッドデザイン賞は建築関係の機器類も受賞する事が多く水栓金具や食洗機等のキッチン機器もよく受賞しています。


もともと、私自体がグッドデザイン賞自体は余り好きじゃありません。
何故かというとこれで受賞するん?というデザインの商品が多く、正直に言って『忖度』、『出来レース』感の強い賞だと常々思っています。
デザインや使い勝手など、総合的に判断して受賞するんでしょうが疑問に感じる受賞作品も多いです。


特に今回のBALMUDA phoneの受賞でそれが確信にも近い気持ちになりました。
ハッキリ言ってBALMUDA phoneが受賞出来るのなら同時期に発売されたスマホ全てにグッドデザイン賞を与えても良いと思います。


もちろん、グッドデザイン賞を受賞された商品の中には間違いなく素晴らしい物も有るのは事実なんですがこういう事があるとその商品自体も悪く思われてかわいそうなので今一度グッドデザイン賞というモノを見つめなおす時期が来ているのではないでしょうか。


特にバルミューダフォンに至ってはスマホのデザインや使い勝手以前の問題です。
触った事がある人なら分かると思いますがバルミューダフォンの両側面(エッジ)が尖っているので持っているだけで手が痛くなります。尖っているので当たり前ですよね。
そもそもスマホっていうのは手に持って使うものなわけでそれで両側面を尖らせるとかほんと何考えてんだと思います。
商品として評価する以前の問題でスマホとして論外だと思っていますバルミューダフォンに関しては。


そんなスマホにグッドデザイン賞を与える時点で審査員の人達に言いたいんですが
『あなた達は実際にこの商品を触ってみたのか』って事なんですよね。
実際に見て触れて無いからグッドデザイン賞を与えるんでしょうね。



持つだけで手が痛くなるスマートフォンがグッドデザインなわけ無いでしょ、常識的に考えて誰がどう見てもそう思いますよ。
普通に考えればバッドデザイン賞一択だと私は思うんですけどね。



私はキッチンやトイレなどの水周りの商品が個人的にも大好きで色々調べていますし
スマートフォンやパソコンなどのガジェット機器も好きなオタクなので
バルミューダがスマホを発売すると聞いたときはどんな革新的なスマホが出るんだろうとかなりワクワクしていました。


そして発表当日、期待が絶望に変わったのを覚えています。
それは大多数の人も同じ考えでバルミューダフォン発表後に株価が暴落したのがその証明と言えるでしょう。
更に技適問題で一時販売停止になった事も有りますが....


この時点で相当に評判が悪いスマホだと誰でもわかるもんですが
そういうスマホでもグッドデザイン賞を取れるんだからすごいもんだね😄


酷評していますがこれからもバルミューダはスマホを作って欲しいと思っています。
がんばって新しい事にチャレンジする人や会社は大好きですし。
余りにバルミューダフォンが酷いので酷評しましたけど。


家電、、、、例えばBALMUDAで人気の扇風機やオーブンレンジなどと違い
スマートフォンは明確にスペックが決まっているので同業他社と厳しく比較される商品でも有ります。


BALMUDA phoneが酷評されたのは2つの点です。


まず、デザインが悪い
そして、価格がボッタくり過ぎる


そして実際に触ってみると両側面が尖っているので持つだけで痛くなるというあり得ない仕様ですので。
トリプルアウトです、野球だったら攻守交替です😅


要はコストパフォーマンスが非常に悪いんです。
仮にコスパが悪くてもそれを感じさせない独自性やデザインも有れば良かったのですが
そこも悪かったという悪夢なので酷評されたわけです。


そんな評判の悪いバルミューダフォンのデザインがこちら




ちなみに当時の販売価格が
SIMフリーモデルの価格例は104,800円。
ソフトバンクモデルの価格例は、ソフトバンクオンラインショップおよびソフトバンクショップ(直営店)で購入する場合、総額が143,280円(現金販売価格/割賦販売価格)で、分割が月2,985円×48回(支払回数48回/払期間49か月/実質年率0%)。


高過ぎる😅

これはもう、たまげた値です
近所の服屋さんがいつもセールしててたまげた値(たまげたね)っていうギャグにしてるんですよね、なんか笑えます。


当時販売していたiPhone13より高かったんですよね、そういえば。
個人的にiPhoneは好きじゃないんですがどう考えてもiPhoneの方が良いと思います。
性能も高いしアップデートの保証期間も長いです。カメラ性能も段違いです。さらに値段も安いです。コンパクトサイズが良いなら13miniを買えばよいです。
あれ、、、何一つiPhoneに勝ってない気がする、値段だけは勝っていますが。



他の家電業界と違い、スマホにはappleのiPhoneというデザインや性能、ブランド力で群を抜くメーカーがいたわけでして同じようにブランド力で戦っていくバルミューダは元々厳しい戦いだったわけです。
そしてiPhoneはブランド力に見合うだけの性能や保証がしっかりしているわけなのでバンバン売れていますがバルミューダは....。戦わずして結果は見えていたのかもしれません。
そもそもバルミューダフォンはappleに勝とうというスタンスでも無いんですけどね。
ですが明確に勝っている所が無いと買わないですよねわざわざ。


太ベゼルに4.9インチという狭小液晶(しかも有機ELですらない)
そしてシングルカメラ、背面のラウンドフォルムなど....


うーーーん。。。。。


サイズが小さいスマホは需要が有りますし私も好きなんですが
5インチ以下は本当に小さいのであまりお勧めできません。
というかベゼルが太いので画面の大きさを稼げないんですよね。
ベゼルを狭くすれば本体サイズはそのままに液晶サイズを稼げたはずなんですよね。


昔の時代ならともかく令和のこの時代、技術が進んできてベゼルもどんどん細くなってきた中でハイエンド級価格なのに激安スマホ並みのベゼルの太さと言うのは....



他のスペックも見ていきますと...

CPU(SoC) Qualcomm® Snapdragon™765
(2.3GHz/1コア+2.2GHz/1コア+1.8GHz/6コア)
バッテリー容量 2,500mAh
防水・防塵 IPX4(生活防水)・IP4X

スマホの頭脳と言えるSoCはSnapdragon765、、、、
765、、、765Gじゃなくて??(背面にGが付くのは簡単に言うと能力アップ版です。GPU性能が強化されています)


そもそも765ってミドルハイクラスのCPUで普段使いは問題ないくらいのそこそこなCPUなんですよね。決して性能が高い、、、と言えるCPUでは有りません。
しかも発売されたのは2019年位なので型落ちのSoCです。


まず765Gですらない普通の765を搭載して値段はいっちょ前にハイエンド級だったことが大きく批判されたポイントになりました。
CPUの性能の高さは長く使っていく事や普段使いの事を考えると一番気にすべきところなので値段が高いのにそこそこなCPUなのが残念です。
(iPhoneの場合、SoC(CPU)はAバイオニックシリーズでappleがiPhone専用に設計してTSMCに製作させている超高性能なSoCなので性能は群を抜いて高いんですよね。だから何年も使えるわけです。アップデートも長いし。)


そしてバッテリー容量の少なさ。これにはびっくりしました。
非常に少ないです。サイズが小さいのでしょうがないのですが今時3000mAh 以下のスマホは見ることが有りません。最低でも4000mAh以上のスマホが最近は多いです。


そしてまさかの防塵防水がIP44。。。低すぎます。
一般的に日本メーカーは最高の防塵防水仕様にします。IP68ですね。
値段の安いミドルクラスですらIP68が殆どですし
海外のスマホですらこれほど低い防水防塵スマホは安いモデルが殆どです。
iPhoneも当然IP68仕様です。
ハイエンド級の値段でIP44は個人的に論外だと思います。


そしてディスプレイ周りの作り込みも評判が悪いです。


問題なのはインカメラの位置です。
ベゼルが太い癖にインカメラが液晶の中に入っています。
普通はベゼルが太ければその中にインカメラを入れています。
SonyのXperiaシリーズ(1、5、10)は伝統的にベゼルを残してそこにインカメラを入れている方式です。
ベゼルは他社と比べて太いですが液晶の中にカメラが無い(切欠きが無い)のでディスプレイ(有機EL)をフルに使うことが出来ます。


バルミューダフォンの場合はベゼルが太くて液晶内に画面が入っているという悪いどこ取りをしているわけです。しかも有機ELではなく普通の液晶ですし。


液晶のアスペクト比も悪いです。
16:9というアスペクト比になっています。
これ自体は非常に良いというか最適解に近いと思います。


何故かというと一般的なテレビ映像などは16:9のアスペクト比なので無駄がないわけです。
ちなみに映画などは21:9になっていてSonyのスマホは超縦長で同じ21:9のディスプレイにしてシネマワイドディスプレイを謳っています。
スマホの小さい画面で映画見るのか?という疑問点は残ります。


SonyのXperiaの様にベゼル内にインカメラが有れば問題ないわけですが
バルミューダフォンの場合は16:9の液晶の中にインカメラ用の切欠きが入っているわけで...
普通にYouTubeなどで動画を見た時に映像の一部(インカメラ部)が切欠きされているのでそこは映らないわけです。


ディスプレイ内に切欠きを設けるインカメラが悪いわけでは無くて設計が悪いのだと思います。
例えば他社メーカーの場合は基本的にディスプレイ内にインカメラが有りますがXperia程ではないにせよ縦長ディスプレイにしているので(20:9や19:9など)
一般的な16:9のアスペクト比の動画を見てもインカメラが映像の邪魔をする事は有りません。
私の使っているPixel6のアスペクト比は20:9でもちろん16:9の動画を見ても問題は有りません。



ここらの設計の詰めの甘さ(スマホの両側面が尖っていて手が痛くなる致命的な問題も)が更に評判を悪くさせているのだと思います。



特にバルミューダフォンに関しては寺尾社長直々にじっくりと作り込んだと豪語していただけに作り込みの甘さ、矛盾点がより悪目立ちしています。


そもそも試作機でテストプレイすれば分かるような問題点なのですが
それを無視してでもあのデザインにしたいと思ったのでしょうか。


個人的に今回のバルミューダフォンの一連の流れで思ったのは
社長のワンマン経営なのかなと言ったところ。
従業員の人達はバルミューダフォンに対して何も言えなかったのでしょうね。
もう少し従業員の意見を聞いてみんなでブラッシュアップしていけばより良いスマホが出来たのではないかと思います。



いずれにせよ次に発売される(発売されるのか?)バルミューダフォンがどういう風に進化しているかを見守りたいと思います。



そしてグッドデザイン賞はもう一度あり方をよく考えるべきだと思います。
個人的には『忖度』『出来レース』としか感じられなくなりました。



最後に、、、、キャリアショップも人を騙すようなスマホの販売は辞めるべきです。
スマホに詳しくない老人などが被害に合っているようですが、真っ当な商売をすべきです。



家電屋さんに家電を色々と見に行った時にバルミューダフォンが展示してあったので見に行きました。
その時にショップ店員のお姉さんがバルミューダフォンの事を性能が高くて防水仕様で良いですよって進めてきました。


ここまで素直に騙してくるのはもう清々しいまであります。
ミドルハイクラスの、それに型落ちで765Gですらなく普通の765を積んでいてどこが性能が高いと言えるんでしょうか。
そして一番あり得ないのが防水性能も高いとか嘘を吐くところです。
高いどころか非常に低いの間違いなんですよ。
こんな人を騙す商売なんて普通は出来ないと思います。(少なくとも私は)



良い所も悪い所もちゃんと伝えてどうするかを決めて貰うのが大切だと思うんですよね。
少なくともだいだ産業のポリシーはそうですしそうしてきたからこそ今までオーダーキッチンを納めさせて頂いたお客様からも喜ばれているんだと思います。



これからも『忖度』せずにやっていきます(*^-^*)





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