こんにちは
広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です。
今日のブログは
20年以上前のオーダーキッチンの施工事例を紹介します。
いまみても独特な形状が美しいアイランド型のオーダーキッチンです。
『ピアノ型キッチン』と呼んでいたみたいです。
その当時はすごい話題になったようで
テレビ局が取材して放送してくれたようで(恐らく私の最初で最後のメディア出演)
当時のビデオも残ってたりします。
それ以外にも
1998年のINAXデザインコンテストで
応募総数4407点の中から“銅賞”を頂いております。
何故急にこんなブログを書いたのかと言えば
実は最近、自宅のIHとレンジフードを交換しまして
それらを紹介(解説)するブログを書く予定なので
それならばついでにキッチンも紹介しようと思ったからです。
と、いうことなので
上記に書いた通り、今は私と嫁さんの自宅です。
正式には会社の社宅ですね。
だいだ産業は20年以上も前から
アイランドキッチンの有用性に目を付けて
おすすめしてきた、という事を
皆さんに知っていただきたかったという個人的な思いも有ります(*´з`)
当時の写真を振り返ると
テレビが箱型だったり時代を感じますねぇ~(*´з`)
前述した、INAX(現LIXIL)デザインコンテストに載っているページは
ちなみに現在はこうなってます。
この間適当にパシャっと取ったので
部屋は片づけてないです、ごめんなさい。
床がタイルカーペットではなくなってので雰囲気が明るくなりました。
キッチン自体にそれほど手は加えていませんが(機器類は逐次交換しています。)
後ろの食器棚や吊戸棚(カップボード)は大幅に魔改造しています。
扉を交換したり、引出は開きからスライドに変えたり、、、
後は金具をbiumのブルモーション機能付きの物に変えているので
扉が静かに楽に閉まるのが良いですね。
バタン!と大きな音をたてて閉まりません。
(キッチン側も扉は引出でブルモーション機能付に変更済み)
キッチン自体もまだまだ持ちます。
ワークトップ(天板)に使っている人工大理石が全然くたびれていません。
この時期はコーリアン以外にも人工大理石を扱っていたので
このキッチンのワークトップに使われているのはコーリアンでは無いです。
でも何故、長い年数が経ても綺麗なのか?と言われると
コーリアンと同じメタクリル樹脂で作られた人工大理石だからです。
一般的に人工大理石は
ポリエステル系人工大理石と
アクリル系人工大理石に分類されます。
高級キッチンに使われるのは
アクリル系人工大理石になるのが多いことからも分かるように
耐久性や美しさがポリエステル系と比べても高いからです。
コーリアンQ&Aより抜粋
コーリアン®はアクリル系人工大理石のカテゴリーに入りますが、原料の樹脂はアクリル系の中でも「メタクリル樹脂」という、特にすぐれた特性を持つ樹脂を100%使用しています。このため、美しさ、強さ、施工性、デザイン性、メンテナンス性をバランスよく備えています。
つまり、アクリル系の中でも性能の高い
メタクリル樹脂を使っているから、という事ですね。
もちろん、丁寧に使っているのもありますよ😄!
あ、それと流石にシンクは....
シンクも人工大理石でコーリアンのジャパンシンクと言うものを使っています。
違うメーカーの人工大理石同士ですが同じような素材の事もあり、キレイにシームレス接着できています。
実はジャパンシンクを日本で初めて使用したのはだいだ産業、らしいです。
やはり長い間、人工大理石(コーリアン)を扱ってきたのでさもありなん、と言ったところですね。
今でもこのジャパンシンクは健在ですが長期間使ってきたので
傷や汚れが目立ってきました。
性能の高いメタクリル樹脂を使っているとはいえ
やはりシンクはハードに使う所ですからね。
汚れなどはお手入れすればある程度は直せますが
いずれまた汚れるのでいたちごっこですね。
今はどのメーカーも人工大理石自体の性能が上がってきているので
このジャパンシンクより耐久性に優れた人工大理石シンクもあるのだろうとは思いますが、、、
いずれにせよ、人工大理石シンクを使うという事自体、覚悟を持って選ばれた方が良いと思います。
私は愛着があるので汚れも傷も愛おしくていくらでもウェルカムですが
そういう人は少ないと思うので...
また話が脱線してしまいました。
すぐ話が脱線して、そしてまた脱線先の内容が長くて
本筋が見えにくくなるのが悪い所なんですがなかなか治りません。
まあ、しょうがないですね(*^-^*)
とは言いつつも自宅のキッチンはしっかりと紹介できたので良かったです。
今でこそアイランドキッチンは有名になりましたが
このキッチンが出来た当時は壁付けが主流で
アイランドキッチンは全く無かったみたいで
色々と苦労してきたみたいです。
特にレンジフードに至ってはアイランドキッチン用のフードが無かったようで
毎回レンジフードを特注で製作していたようです。
なのでこのキッチンもレンジフードは特注でしたが
流石にもう20年、、、基本的な耐用年数は10年なので
2倍ほど働いてくれました。
まだ動くのは動きますが造り自体が特殊な物になっていて
現在、出回っているものと全然違うものになっているので
いま使われているレンジフードを使って更に詳しい提案が出来るように交換する事になりました。
そもそも耐用年数が10年なので本来は3台目になる所ですが
やっと2台目のレンジフードです。
だいたい、説明し終わったので
次からは実際に自宅に入れたIHとレンジフードを
しっかりと解説していきます。
お楽しみに!
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