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2023年3月8日水曜日

広島でオーダーキッチン、キッチンリフォームならDAIDAへ ~ タンクレストイレの「賢い選択」①

こんにちは

広島のちいさなキッチンメーカー
オーダーキッチンのだいだ産業です

----- スタッフのマニアックブログ -----


どうも、トイレ大好きなスタッフです。
過去に書いたトイレブログもリンクしておきます



今回のお題は、、、コレだ!!👇👇


みんな大好き ジャニス工業 のトイレ。


TOTO・LIXIL・ジャニス工業が日本の誇る3大衛生陶器メーカーです。


パナソニックは所詮、樹脂トイレなので違います。
個人的な信念ですがトイレは陶器に限るので樹脂トイレは好きではありません。


真面目に話しますと一般の方、つまりエンドユーザーは知名度が無いので知らないのも当然のメーカーではありますが問題なのは建設(住設)業界でも知らない人が多く残念な気持ちです。
勉強不足も甚だしいと感じます。


上記の画像にもあるように
タンクレス(トイレ)の「賢い選択」と結構な謳い文句が書いてあります。


個人的にそこまで煽るつもりは有りませんがジャニス工業を知ればトイレを選ぶ際の一つの選択肢にもなり得ます。


ズバリ、ジャニス工業の一番の魅力は タンクレストイレが安い、これに限ります。
普通のタンク付トイレも安いのでお勧めなんですが現在はタンクレストイレの方が一般の人は興味があるでしょう。


ジャニス工業のタンクレストイレはスマートクリン になります。
現行機種はスマートクリンⅢとスマートクリンⅢαの2種類ですがⅢαの方はかなり値段が上がって余りメリットが無いので通常のスマートクリンⅢが一番良いでしょう。


実際の価格はどないやねんと思いますので価格表を貼ります。



スマートクリンⅢαは高いので見なくてよいです。
スマートクリンⅢは
新築用(排水芯200・120㎜)が¥238,000(税抜き)
リフォーム用(排水芯305~380㎜)が¥252,300(税抜き)
という激安価格です。



TOTOやLIXILのタンクレストイレ、ネオレストやサティスと比べてかなり安いです。
パナソニックのアラウーノもかなり安いのですが比べることはしません。
樹脂トイレと陶器トイレを比べるのはそもそもナンセンスですから。


新築用タイプは排水芯200と120㎜に対応しますので悪名高い既設トイレであるINAXのカスカディーナ(排水芯120㎜)にも対応します。


本当にカスカディーナは業者泣かせです。
というより知識が無い業者が餌食になります。
一般的に古い既設のトイレは排水芯が200以上が多いです。
(現在の新設用トイレは排水芯200㎜で統一)
なのでリフォーム用トイレは排水芯が商品にもよりますが約300~500㎜にアジャスターで対応できます。
ですが稀に排水芯120㎜というやーばいトイレが存在します。
それに代表されるのがINAX(現LIXIL)のカスカディーナです。
既存の排水管を使おうと思ったら絶対に排水芯120㎜のトイレにしなければなりません。
普通のリフォーム用トイレでは対応できないトイレがカスカディーナです。
業界のあるある話ですがカスカディーナからの入れ替えで普通のリフォーム用トイレを納入してトイレが取り付けられなくてお客さんに怒られて1つ勉強になるという話をよく聞きます。



関係ない話を挟みましたが
スマートクリンⅢは陶器製タンクレストイレの中ではぶっちぎりの低価格を誇ります。


価格の事は説明しましたのでデザインや機能の話をしましょう。




デザインはシンプルでスッキリしています。
というか、TOTOのネオレストのパク....インスパイアされていそうです。
そもそも、この商品が発売されたときにさんざん、これネオレストのパクリですねって話になっているので今更です。
特筆すべきところとしてはタンクレストイレなのに便座の横に操作部...つまり袖付きリモコンが有ります。
LIXILやTOTOのタンクレストイレと比べてここはデザイン的に微妙な所ではあります。


まあ好みの問題ですので個人的にはそんなに気になりません。
ちゃんと壁付リモコンも有りますし。


機能面に対して.....
ここらがLIXILやTOTOのタンクレスと比べて変わってきます。



上記がスマートクリンⅢの機能表になります。
Ⅲαはこれにオート開閉が付くくらいで値段がかなり上がるので人気が有りません。


ぱっと見で分かりにくいので噛み砕いて説明します。
TOTOやLIXILとの大きな違いとしてオート洗浄機能が無いです。
リモコン洗浄は有るのでいちいちトイレのレバーをひねる必要はないです。


オート脱臭機能や便器鉢内のコーティングも有ります。
TOTOのセフィオンテクトやLIXILのアクアセラミックと同じように親水性のコーティング、Gコート1200が施して有ります。


車のコーティングでも分かるように撥水性より親水性の方が汚れが落ちやすいです。
アラウーノ君は撥水.....


コーティングに関して言えば個人的にはTOTOのセフィオンテクトが最強だと思っております。


スマートクリンⅢには
TOTOの『プレミスト』や『きれい除菌水』のような機能は有りません。
こういう独自技術が使われているからネオレストやサティスは高いわけですから当然といえば当然です。


ですが温水洗浄便座は当然としてリモコン洗浄、Gコート1200といった汚れが付きにくく落ちやすい親水性コーティングもしてありますので必要十分な性能は確保しています。


便利機能の一つとして挙げられるオート開閉・洗浄機能ですがだいたい長く使っていると壊れたり、公共の施設などでトイレを使ったときに流し忘れたりとかそういう事があるので個人的には要らない機能だと思っています。
オート洗浄が当たり前になっていると付いていないトイレで流し忘れて恥をかきます。
現在、我が家ではサティスSタイプのオート洗浄機能付を使っていますが別に金額が安くなるんなら洗浄機能無しで良いと思います。


節水能力に対しては👇


一般的な床排水仕様で
大4.5ℓ
小4.0ℓ
となっており、充分な節水です。


これ以上は配管が詰まりやすく理想なので個人的にはこれくらいが限度だと思います。
そもそも節水型トイレ自体が詰まりやすいのですから。
TOTOのトイレは節水しすぎだと思います。



後はメンテンナンスや故障のしやすさ、、、といった点ですが。。。


私自身、前の会社でたくさん販売しましたしだいだ産業の工場のトイレにもジャニスのトイレが入っています。
すぐすぐ壊れたりとかそういうのは無いですね。
タンク付トイレのレバーがすごい安っぽいのは直して欲しい所ですが。


壊れやすさというのはTOTOやLIXILと変わらない様に思いますが壊れた時のメンテナンスの対応の早さについては二社に劣るかもしれないのでトイレが2台以上あるお家が良いのではないでしょうか。
一台壊れてももう一台があるのでトイレが使えなくなるという事は起こりにくいでしょう。




個人的に気になるちょっとした欠点としてリフォーム用トイレの対応排水芯が狭いです。
排水芯が305~380までしか対応が有りません。
昔のトイレの排水芯は400以上のトイレもざらにありますのでリフォーム用となっていても既存の排水芯から取替できるトイレの種類は少ないです。
基本的には新設用(排水芯200㎜)やカスカディーナのような排水芯120㎜トイレからの取替がメインになるかなと思います。





ジャニス工業のトイレの実物を見たい方は....
ヤマダ電機かタカラスタンダードのショールームに行けば実物が見れると思います。
ヤマダ電機はハウステックを買収しましたので(ハウステックはジャニス工業のトイレを取り扱っていました)
タカラスタンダードはジャニス工業のトイレをOEMで販売しています。
質実剛健なタカラらしく、タンクレストイレは取り扱っていないのでスマートクリンⅢは有りません。
タンク付トイレのバリュークリン、ユニクリンなどが有るんじゃないでしょうか。


スマートクリンⅢはデザイン性も高く必要とされる機能はちゃんと入っていて価格も安いので全体的な建築関係の金額が上がった今、減額案として優秀な選択肢になりうると思います。
TOTOやLIXILのトイレを指名買いするのなら話は別ですがトイレにはそこまでこだわりが無くデザイン性の良いタンクレスにしたい方などはこちらもよろしいかと思います。


個人的にはパナソニックの樹脂トイレ.....
アラウーノにするくらいなら陶器トイレのスマートクリンⅢをおすすめします。


実は弊社がオーダーキッチンを入れたご自宅にもスマートクリンⅢが入っていて嬉しく感じました。
工務店のコーディネーターの方に話を聞くとやはりデザイン性が高いタンクレストイレで金額も安いので使うことも有るようです。


エンドユーザーの方にとっても金額を抑えつつタンクレストイレにできるのでWinWinです。


工務店がジャニス工業を知っているだけでも提案の幅が広がります。
ジャニスに限らず知識量で提案能力に大きく違いが出てきますので我々は常に勉強していかないといけないという事です。



トイレ大好きおじさんの感想としては以上です。


今回のブログでスマートクリンⅢを紹介したので続きのブログはTOTOのネオレストやLIXILのサティスと比較したブログをいつか書く予定です。
お楽しみに.....









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